ここでは東大数理の修士課程の院試の2018B05の解答例を解説していきます。解答例はあくまでも例なので、最短・最易の解答とは限らないことにご注意ください。またこの解答を信じきってしまったことで起こった不利益に関しては一切の責任を負いませんので、参照する際は慎重に慎重を重ねて議論を追ってからご参照ください。また誤り・不適切な記述・非自明な箇所などがあればコメントで指摘していただけると幸いです。
をとり、その部分集合
を考える。任意の
を考える。まず
は
であるから、正則値定理より任意の
であるから
によって