Aを可換環, Nを冪零元から成るイデアル (冪零根基) とする. Aの元aが剰余環A/Nの単元ならばaはAの単元でもある.
(a+N)−1=b+Nとする. (a+N)(b+N)=ab+N=1+Nだから, あるx∈Nが存在してab=1−xとなる. (1−x)−1=1+x+x2+⋯であり, xは冪零だから1+x+x2+⋯は有限和, よってAの元である. したがってab(1−x)−1=1であり, a−1=b(1−x)−1∈Aとなる.
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