量子群はHopf代数であるので余積構造が入っている。余積が何らかの積の双対である(←ほんまに?)と考えて、それを"副積"と名付けた。副積Pは表現空間Vのテンソル積V\otimes V上の表現からV上の表現への絡作用素で結合律を満たすものである。この写像により多項式環上に非自明な積を入れることができた。Jantzen『Lectures on Quantum groups』を参考にした。
Hopf代数Uの表現
結合性:
余積との整合性:Pは
副積を
具体的にA型で見ていくことにする。
双線形写像
公開時にgの式に誤りがありました。申し訳ありません。
A型の量子群
この表現に対応する副積
これは次の性質を満たす。
証明を行う。
となるから基底に対して
であり結合性が成立する。余積との可換性は基底
であるから、
となる。
ribbon hopf algebraの計算を行う。まず記号の定義を行う。
反準同型
次の定義式は
nkswtrのpdf参照
Antipodeの計算
Ribbon Hopf Algebraにおいて元