問題は, 神戸大数学科のウェブサイト の 令和 4 年度編入試(PDF-file) を参照してください。
(1)∂f∂x(x,y)=x+ay,∂f∂y(x,y)=ax+y3,そして∂2f∂x2(x,y)=1,∂f∂xy(x,y)=∂f∂yx(x,y)=a,∂2f∂y2(x,y)=3y2である。ゆえにかつ∂f∂x(x,y)=0かつ,∂f∂y(x,y)=0,となるのは(x,y)=(−a2,a),(a2,−a),(0,0).ここで, a=0のとき点(−a2,a)(=(a2,−a)=(0,0))は, fの極小点である。実際, このときf(x,y)=x22+y44>0が任意の点(x,y)で成り立ち, f(0,,0)=0だからである。以下a≠0で議論する。fの点(x,y)∈R2のヘッセ行列をH(x,y)とおくとdet(H(−a2,a))=|1aa3a2|=2a2>0,det(H(−a2,a))=|1aa3a2|=2a2>0,det(H(0,0))=|1aa0|=−a2<0ゆえ, 2点(−a2,a),(a2,−a)はfの極大点でも極小点でもないが, (0,0)は極小点でf(0,0)=0である。
(2)
uv=xyex2+y2だから∂∂x(uv)=yex2+y2+xyex2+y2⋅2x=yex2+y2(1+2x2),∂∂y(uv)=xex2+y2(1+2y2).したがって∂g∂x(x,y)=cos(uv)⋅∂∂x(uv)=cos(xyex2+y2)⋅yex2+y2(1+2x2)=yex2+y2(1+2x2)cos(xyex2+y2),∂g∂y(x,y)=cos(uv)⋅∂∂x(uv)=cos(xyex2+y2)⋅xex2+y2(1+2y2)=xex2+y2(1+2y2)cos(xyex2+y2),
バッチを贈ると投稿者に現金やAmazonのギフトカードが還元されます。