前回の記事
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ヤコブスタール和の一般化
の議論を拡張してみました。
記号の約束
を奇素数とします。
をの累乗とします。
を位数の有限体とします。
を位数の有限体の乗法群とします。
はの元
をの部分群とする。
はの元
を絶対値の複素数のなす群とする。
をからへの群準同型
をからへの群準同型
をからへの群準同型
も同じように定義域を拡張する。
はが有限集合なら位数、が複素数なら絶対値とする。
仮定
仮定
はで非自明
の定義
の性質
性質1
性質2
はの定義より
定理
証明
の定義よりとしてよい,
以下
かで和を分ける
の場合
の場合の第項仮定を用いて下記のようにになる
第項のの場合も同じく
まとめると
の性質1より
証明終了
前回の記事のはをに変えれば下記が成り立ち、
次の式がなりたつ。