Pythonの話じゃないです。作った関数でいろいろしていきましょう。今回は こちら の深掘りをしていきます。
こちら と全く同じことを言ってるので、定義1はスキップしてもOKです。
ある関数
で表し、
不完全総積変換のうち、
これらすべてに任意の複素数
ということで、次が新しいやつ。
で表し、この収束値を
ということで本題のゼータ関数やってみようん。
ゼータ関数とは、
で定義されるものです。
ゼータ関数のオイラー表示とは、「オイラー積」なる形で表したゼータ関数です。少々小泉を感じますね。
(ただし、
両辺
よって
また、
より、
以下同様に素数の
であるから、
オイラー積の導出なんて今は正直どうでもいいんです。不完全総積変換と結び付けたいだけなので。
ここで、素数の一般項にも出てくる「ヤツ」も導出します。導出自体そんないらないですが。
床関数は神です。
ウィルソンの定理より、
であるから、
ここで、
よってこの式に床関数をとると、
となる。
準備完了です。
であるような
で表す。このとき、
新定義ができたので、タイトル回収phase。
ゼータ関数の総積復元
を一つ求めよ。
一意でないことを前提に、定理らを活用して出しましょう。
定理1より、
定理2より、
は
よって、
よって、総積復元の定義式から、
無限等比級数のやつが出てくるとは。美しい。
ちなみに
どうでしょうか? そうでしょう。きれいでしょう。
ますます総積変換の魅力にどっぷり漬け込んでいかせます(?)。
それはそうと関数づくり4が全く進まない。
以上です。