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勉強法・学習支援解説
文献あり

裏技的マクロ \beginと\end、\leftと\rightを合体

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$$\newcommand{beginend}[2]{{\begin{#1}#2\end{#1}}} \newcommand{hygeo}[6]{{{}_{#1}{#2}_{#3}\lr[{\beginend{matrix}{{#4}\\ {#5}}\ ;{#6}}]}} \newcommand{kfrac}[0]{\mathop{\large\rm K}} \newcommand{lr}[3]{{\left#1{#2}\right#3}} \newcommand{P}[0]{\mathbb{P}} \newcommand{SETUP}[0]{}\require{physics}{} \newcommand{stirling}[3]{\left[ \begin{matrix}{#1} \\ {#2}\end{matrix} {#3}\right]} \newcommand{Stirling}[3]{\left\{ \begin{matrix}{#1} \\ {#2}\end{matrix} {#3}\right\}} $$

本記事における著者によるマクロ(\beginend,\lr)に関して
著者は一切の責任を負わないものとします。

\beginend

\beginend{}{}
      {\begin{#1}#2\end{#1}}
    

使用方法

      $\beginend{align}{
    x &= 0 \\
    y &= 1
}$
    

結果

$\beginend{align}{ x &= 0 \\ y &= 1 }$

備考

2023年4月22日頃に行われた大規模アップデート以降、エディターでの表示が不安定になる場合があるようです。エディターで\begin{}\end{}記法が入力しやすくなっているので場合によっては不要かもしれません。

追記

Qiitaでは正常に改行されない場合がある事が判明しました。(2023/8/21)(2023/8/26)
動作を安定化するため定義を中括弧{}で囲いました。(2023/8/24)

\lr

\lr{}{}{}
      {\left#1{#2}\right#3}
    

使用方法

      $\lr({ \dfrac{a}{b} + \dfrac{c}{d} })$
$\lr[{ \dfrac{a}{b} + \dfrac{c}{d} }]$
$\lr\{{ \dfrac{a}{b} + \dfrac{c}{d} }\}$
    

結果

$\lr({ \dfrac{a}{b} + \dfrac{c}{d} })$
$\lr[{ \dfrac{a}{b} + \dfrac{c}{d} }]$
$\lr\{{ \dfrac{a}{b} + \dfrac{c}{d} }\}$

追記

前後にスペースが入るのを防止するため定義を中括弧で囲いました。(2023/9/13)

\qty

$\require{physics}$を記事の先頭に追加することにより、 physicsパッケージ を使えることが判明しました。
\qty\lrとほぼ同等の機能を提供します。(2023/9/18)

使用方法

      $\require{physics}$
$\zeta\qty(\dfrac12)$
$\zeta{\qty(\dfrac12)}$ 前後のスペースを消す場合は{}で囲んでください。
    

結果

$\zeta\qty(\dfrac12)$
$\zeta{\qty(\dfrac12)}$

参考文献

投稿日:2023427
更新日:20231210
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投稿者

著者の記事における命題は大半が自分で発見したものであり、 何かしらの論文などに基づいたものではありません。

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  1. \beginend
  2. 使用方法
  3. 結果
  4. 備考
  5. \lr
  6. 使用方法
  7. 結果
  8. \qty
  9. 使用方法
  10. 結果
  11. 参考文献