これは、Introduction to Lie Algebras and Representation Theoryの
1.3. Lie algebras of derivations の部分をまとめたものです。
以下、は体とする。
(代数)
は体上の線型空間とし、を双線型写像とする。
このとき、組を代数という。
例1 (,[])を体上の代数とすると、(,[])は代数である。
これを単に、は代数とかく。
には可換とは限らない積が定まっているとする。
代数のときは、かっこ積で考えることにする。
(証明)を任意にとると、に対し、
を任意にとると、に対し、
したがって、はの部分線形空間である。
(証明)を任意にとると、に対し、
したがって、はの部分代数である。
代数において、微分は自然に表れる。
(随伴表現)
に対し、をで定める。
この写像をの随伴表現という。
(証明)を任意にとると、
と書き直すと、
まさに、は則を満たしている。
をの部分線型空間とする。このとき、と単に書くと、
なのかなのか分からないので区別するために、
をと書くことにする。