準同型
前頁の部分群部分環の対応を準同型のグラフに用いることで次を得る(Cartanの方法)。
連結Lie群
一意性から示す。
という準同型は
演算の連続性から
以上をまとめると、次になる。
は単連結Lie群のなす圏とLie環のなす圏の圏同値を与える。
忠実充満性、即ち
Adoの定理
任意のLie環は行列環の部分Lie環として実現される。 タオのブログ を参照。
部分Lie群と部分Lie環の対応から、Lie環
次頁でこの本質的全射性(Lieの第三定理)の幾何的な証明を与える。
連結Lie群
lifting property
基点を保つ被覆写像
と連続写像 が を満たすなら、基点を保つ連続写像 であって なるものが存在し一意。
位相群の基本群は可換
の積として基本群の積(ループの結合)と各点毎の群の積があるが、この二つは一致し更に可換である。
ので、
群の公理は
普遍被覆を取る関手
例えば、Lie環が同型であることと同型な普遍被覆を持つことが同値だったり、