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大学数学基礎解説
文献あり

類数公式の証明

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はじめに

この記事では類数公式の証明を行います。

類数公式とは以下のような主張のことを言うのでした。

類数公式

代数体Kとそのデデキントゼータ関数ζK(s)について、
s,2t,RK,hK,wK,DKをそれぞれKの実埋め込みの個数、複素埋め込みの個数、単数規準、類数、1の冪根の個数、判別式とすると
lims1(s1)ζK(s)=2s(2π)tRKhKwK|DK|
が成り立つ。

これの証明の肝となるのはディリクレの単数定理になります。
ディリクレの単数定理とはr=s+t1について

ディリクレの単数定理

Kの任意の単数εは基本単数ε1,ε2,,εrとある1の冪根ζKによって
ε=ζε1a1ε2a2εrar
の形に一意的に表される。

という主張でした。実際には以下に示す別の形の主張を用いることになります。

Kn=[K:Q]=s+2t個の異なる共役写像{σk}k=1nσk1ksで実埋め込み、s+1ks+tで複素埋め込みかつσt+k=σkとなるようにおく。
このとき写像p:KRs×Ct,l:Rs×CtRs+t
p(α)=(σi(α))1is+t=(σ1(α),,σs(α)real,σs+1(α),,σs+t(α)complex)
l(x)=(log|x1|,,log|xs|,log|xs+1|2,,log|xs+t|2)
で定める。

lpによるKの基本単数ε1,ε2,,εrの像はR上線形独立である。

なおディリクレの単数定理の証明については 代数的整数論 - 中川仁 のp.42-p.50によく書かれているので私の記事では紹介しないつもりです。

用語の解説

今回の記事ではいろんな記法・記号が登場するので一度ここにまとめておく。

  • l(α)
    先の定義ではαKRs+tへの像はl(p(α))と表さなければいけなかったが一々p()を書くとごちゃごちゃしてしまうのでこれを単にl(α)と表すこととする。
  • e1,e2,,es+t
    上でも色々定義したようにk1kss+1ks+tかで場合が分かれることが多いので議論を簡潔にするため補助的な因子{ek}k=1s+t1ksにおいてek=1s+1ks+tにおいてek=2として導入しておく。
  • N(x)
    Rs×Ct上のノルムN:Rs×CtR
    N(x)=x1xs|xs+1|2|xs+t|2
    と定義します。このとき|σk(α)|2=σk(α)σk(α)=σk(α)σt+k(α)であったので
    N(p(α))=k=1nσk(α)=NK/Q(α)
    が成り立ちます。
    ちなみにこの記事では写像Nが多用されます。代数的数のノルムNK/Q(α)にイデアルのノルムN(a)Rs×Ct上のノルムN(x)、そして領域内の格子点の個数N(r)といった具合です。少しややこしいですが注意して読んでれば混同することはないと思います。
  • WK
    Kに含まれる1の冪根全体からなる集合をWKとおきます。一般に体の有限部分乗法群は巡回群となるのでWK1の原始wK乗根ζによって生成される巡回群となります。(別に一般論を持ってこなくてもWKが巡回群であることは容易に示せます。)
  • Rs×Ct
    Rs×Cts+t個の体の直積であるとして考えると積xx=(xixi)1is+tが考えられます。このときp,l,Nはそれぞれ
    p(αα)=p(α)p(α),l(xx)=l(x)+l(x),N(xx)=N(x)N(x)
    という関係によって準同型となります。

証明のあらすじ

まずデデキントゼータ関数ζK(s)
N(a)sαA(a)1|NK/Q(α)|s
という形の級数のhK個の和に等しいことを示し、またあるn次元の格子M(a)とある領域XRs×Ctがあってp(A(a))=M(a)Xつまり
αA(a)1|NK/Q(α)|s=xM(a)X1|N(x)|s
Rs×Ctの世界に落とし込めることを示す。

次にある条件を満たす格子Mと領域XX上の正値写像Fに対して定まる関数
ξ(s)=xMX1|F(x)|s
Mの基本胞体の体積ΔXのある単位的な集合Tの体積vTについて
lims1+0(s1)ξ(s)=vTΔ
が成り立つことを示す。

最後に
Δ(a)=12t|D(a)|=N(a)|DK|2t
wKvT=2s(πtRK)
を示すことで
lims1(s1)ζK(s)=2s(2π)tRKhKwp|DK|
を得る。

デデキントゼータ関数の分割

Kのイデアル類群をClKとおくと
ζK(s)=a1N(a)s=CClKaC1N(a)s
(ただしaCは分数イデアルではなく整イデアル(つまりOKのイデアル)として渡る。)
と変形でき、類数hK=|ClK|は有限であるので以降は内部の和
aC1N(a)s
について考える。

いまCClの逆元C1から任意に整イデアルを一つ取りaとおく。
このとき任意のaCにあるαaがあってaa=(α)が成り立ち、
逆に任意のαaにあるaCがあってaa=(α)が成り立つので
N(a)N(a)=|NK/Q(α)|およびa1a=a2aa1=a2に注意すると
aC1N(a)s=N(a)s(α)αa1|NK/Q(α)|s
と変形できる。(ただしこれは単項イデアル(α)のうちαaなるもの全体を渡るものでαa全体を渡るわけではない。)

そしてα,αOK(α)=(α)を満たすときある単数εOK×があってα=εαが成り立つので同値関係ααdefεOK×,α=εαで定義すると
aC1N(a)s=N(a)sαa/1|NK/Q(α)|s
と表すことができる。

Rs×Ct上の表現

Rs+tの基底と基本領域

定理3で言及したようにRs+tにおいてl(ε1),l(ε2),,l(εr)は線形独立であり、またl(εj)の各成分の和k=1s+tlog|σk(εj)|eklog|NK/Q(εj)|=log1=0に等しいので、それらが生成する部分空間EE={xRs+t|k=1s+txk=0}と特徴づけられる。
 よってl=(ei)1is+tとおくとlEであるからr+1=s+t個のベクトルl,l(ε1),l(ε2),,l(εr)Rs+tの基底となる。

ここでKの基本領域というものを定める。

基本領域

Rs×Ctの部分空間XKの基本領域であるとは任意のxXが以下の条件を満たすことをいう。

  • N(x)0
  • 0argx1<2π/wK
  • l(x)Rs+tの基底l,l(ε1),l(ε2),,l(εr)による表現
    l(x)=ξl+k=1rξkl(εk)において0ξk<1が成り立つ。

Kの基本領域Xは錐(cone)である。
つまりXは空ではなく、xXならば任意のa>0axXが成り立つ。

任意のxXa>0についてN(ax)=anN(x)0arg(ax1)=argx1l(ax)=(loga)l+l(x)なのでaxXとなる。またN(p(1))=NK/Q(1)=1arg(1)=0l(1)=0であるからp(1)XつまりXがわかる。

本題

この説では以下の定理を示す。

OK/の任意の剰余類Cについてp(α)XなるαCがただ一つ存在する。

この定理が示されればNK/Q(α)=N(p(α))に注意すると
aC1N(a)s=N(a)sαa/1|NK/Q(α)|s=N(a)sxp(a)X1|N(x)|s
と表すことができることになる。

N(y)0なる任意のyRs×Cty=xp(ε)(xX,εOK×)の形に一意的に表せれる。

l(y)=γl+k=1rγkl(εk)と表したとき、ε=k=1rεkγk,γk=γkγkとおくと
l(yp(ε)1)=γl+k=1rγkl(εk)(0γk<1)
となる。またyp(ε)1の第一成分の偏角をφとおき、0φ2πkwK<2πwKなる整数kおよびσ1(ζ)=e2πiwKなる1の原始wK乗根ζを取りx=yp(ζkε)1,ε=ζkεとおくとxXおよびεOK×であってy=xp(ε)が成り立つ。

またy=xp(ε)=xp(ε)なる二通りの表示があったとき、l(y)=l(x)+l(ε)=l(x)+l(ε)l(εk)の係数を比較するとl(ε)=l(ε)でなければならず、 この記事 の補題2からKer(lp)=WKとなることに注意するとあるζWKε=ζεつまりp(ε)=p(ζ)p(ε)となる。
 いまx=xp(ζ)であって、この両辺の第一成分の偏角を比較すると0argσ1(ζ)<2π/wKでなくてはならないがσ1(ζ)wK=1なのでσ1(z)=1つまりζ=1となり、x=xp(ζ)=x,ε=ζε=εを得る。

定理5の証明

任意のOKの元β0についてβ=εαであってp(α)XなるαOKがただ一つ存在することを示せばよい。
 そのことはp(β)=xp(ε)とし、α=ε1βとおくとp(α)=xXが成り立ち、またp(εα)Xならばp(εα)p(1)=xp(ε)なので表現の一意性からε=1でなくてはならないことからわかる。

lims1(s1)ζK(s)の計算

この記事では最終的に
lims1+0(1s)xp(a)X1|N(x)|s=2s(2π)tRKwKN(a)|DK|
を示すがこの節ではより一般的に以下の公式を示す。

 0を含まない錐XRn上の写像F:XR>0が以下の条件を満たすものとする。

  • 任意のxXおよびξ>0についてF(ξx)=ξnF(x)が成り立つ。
  • T={xX|F(x)1}が有界でn次元体積vT0を持つ。

このときn次元格子MRn(つまりMは階数nの自由Z-加群)について
ξ(s)=xMX1F(x)s
と定める。

このときMの基本胞体(fundamental parallelepiped)の体積(つまりMの基底a1,a2,,anに対する|det(a1a2an)|)をΔとおくと以下の事実が成り立つ。

ξ(s)Re(s)>1において絶対収束しlims1+0(s1)ξ(s)=vTΔが成り立つ。

一応以下の事実を補題として触れたうえで証明を記す。

r>0に対して1rM={1rx|xM}と定めN(r)=#(1rMT)=#(MrT)とおくと
limrΔrnN(r)=vTが成り立つ。

これはn次元体積というものが超立方体への無限の分割によって定義されたようにTN(r)個の基本胞体(体積Δ/rn)に分割したらvTが出てくるという程度の話である。

定理7

いまMXの全ての元をFによる像が小さい順に並べ替えたものを{xk}とおき、rk=F(xk)nとおく。
このときF,Tおよび{xk}の取り方よりx1,x2,,xkは全てrkTに含まれることになる。よってN(rk)kが成り立つ。
また任意のε>0についてxk(rkε)Tに属さないのでN(rkε)<kとなり、これらをrkn=F(xk)で割ることで
N(rkε)(rkε)n(rkεrk)n<kF(xk)N(rk)rkn
つまり
limkkF(xk)=vTΔ
を得る。

さていま任意のε>0にあるk0があってkk0
(vTΔε)1k<1F(xk)<(vTΔ+ε)1k
これをs>1乗して足し合わせることで
(vTΔε)sk=k01ks<k=k01F(xk)s<(vTΔ+ε)sk=k01ks
となりζ(s)=k=11ksの収束性からξ(s)s>1で収束し、また
lims1+0(s1)k=1k011ks=lims1+0(s1)k=1k011F(xk)s=0
および
lims1+0(s1)ζ(s)=1
に注意すると先の不等式に(s1)をかけてs1+0とすることで
(vTΔε)<lims1+0(1s)ξ(s)<(vTΔ+ε)
となりε>0は任意であったので結局
lims1+0(s1)ξ(s)=vTΔ
を得る。

いま線形空間として(x1,,xs,y1+iz1,,yt+izt)(x1,,xs,y1,z1,,yt,zt)という同型によってRs×Ct=Rs+2t=RnとみなせばKの基本領域X上の写像F(x)=|N(x)|および格子M=p(a)について定理7が適用でき、
lims1+0(s1)xp(a)X1|N(x)|s=vTΔ(a)
が成り立つので残るはTの体積vTp(a)の基本胞体の体積Δ(a)を求めればよい。

具体的にそれぞれの値は以下のようになる。

vT=2sπtRKwKおよびΔ(a)=N(a)|DK|2tが成り立つ。

さてこの記事におけるラスボスvTの計算は後にして、まずΔ(a)を求める。

Δ(a)の計算

いまaの基底をα1,α2,,αnとおくとp(a)の基底はp(α1),p(α2),,p(αn)となる。いまRs×CtRnとみなしていたので1ksにおいてxj(k)=σk(αj)1ktにおいてyj(k)+izj(k)=σs+k(αj)とおくと
Δ(a)=abs|x1(1)x1(2)x1(s)y1(1)z1(1)y1(t)z1(t)x2(1)x2(2)x2(s)y2(1)z2(1)y2(t)z2(t)xn(1)xn(2)xn(s)yn(1)zn(1)yn(t)zn(t)|
となる。

いまyj(k)izj(k)を足し、zj(k)i倍から(yj(k)+izj(k))/2を引き、適当に列を入れ替えると
12tabs|x1(1)x1(s)y1(1)+iz1(1)y1(t)+iz1(t)y1(1)iz1(1)y1(t)iz1(t)x2(1)x2(s)y2(1)+iz2(1)y2(t)+iz2(t)y2(1)iz2(1)y2(t)iz2(t)xn(1)xn(s)yn(1)+izn(1)yn(t)+izn(t)yn(1)izn(1)yn(t)izn(t)|=12t|det(σj(αi))|=12t|D(a)|=12tN(a)2|DK|
よって
Δ(a)=N(a)|DK|2t
を得る。

vTの計算

まずKの基本領域Xに対するT={xX||N(x)|1}が有界であることを示す。

xRs×Ctについてl(x)=ξl+k=1rξkl(εk)と表したとき、ξ=1nlog|N(x)|が成り立つ。

l(x)の各成分の総和を考えると
j=1s+tlog|xj|ej=log|N(x)|=ξj=1s+tej+k=1rξklog|NK/Q(εk)|=nξ+0
であることからわかる。

Tは有界である。

任意のxTについて
l(x)=(1nlog|N(x)|)l+k=1rξkl(εk)
の各成分を比較するとlog|N(x)|0および0ξk<1からjによらずlog|xj|ejρとなるようなある定数ρが取れる。つまり|xj|<eρ/ejとなり主張を得る。

次にTを元にT1,T2,,TwKおよびTを定め、Tの代わりにTの体積を考える問題に帰結させる。

ζσ1(ζ)=e2πiwKなる1の原始wK乗根とし、Tk(k=0,1,2,,wK1)Tk=p(ζk)Tで定め、T=k=0wK1Tkとおく。
このときvTk=vT,vT=wKvTが成り立つ。

Rs×Ct=Rn上の線形変換xxxの表現行列は
(x1xsy1z1z1y1ytztztyt)
であり、その行列式はx1xs(y12+z12)(yt2+zt2)=N(x)となるので|N(p(ζk))|=1からvTk=vTがわかる。

また|N(xp(ζk))|=|N(x)||NK/Q(ζk)|=|N(x)|arg(x1σ1(ζk))=argx1+2πk/wKl(xp(ζk))=l(x)+l(ζk)=l(x)からTk

  • 0<|N(x)|1
  • 2πk/wKargx1<2π(k+1)/wK
  • l(x)=ξl+k=1rξkl(εk)について0ξk<1が成り立つ。

なるxRs×Ct全体の集合であり、特に2つ目の条件からkkであればTkTkは互いに素となるので
vT=k=0wK1vTk=wKvTを得る。

TT={xT|x1,x2,,xs>0}と定めるとvT=wKvT=2svTが成り立つ。

いまT

  • 0<|N(x)|1
  • l(x)=ξl+k=1rξkl(εk)について0ξk<1が成り立つ。

なるxRs×Ct全体の集合であり、どちらの条件も各成分の絶対値|xj|に対する制限となっているのでTは各成分の符号について対称性があることがわかる。つまりxTに対してxj成分をxjで置き換えた点xTに含まれることになる。
よってτ{±1}s×{1}tRs×Ctを符号の置換τx=(τjxj)とみなせば
T=τ{±1}s×{1}tτT
となる。いま右辺は直和であり、#({±1}s×{1}t)=2sから両辺の体積を取ることでvT=wKvT=2svTを得る。

以上より以下の等式を示すことで類数公式の証明は完結する。

vT=πtRKが成り立つ。

vTの積分表示
Tdx1dxsdy1dz1dytdzt
を適当に変数変換して計算することで示す。

まずxk=ρk,yk=rs+kcosθk,zk=rs+ksinθkと変数変換するとそのヤコビ行列は
(x1,,xs,y1,z1,,yt,zt)(r1,,rs,rs+1,θ1,,rs+t,θt)=(11cosθ1rs+1sinθ1sinθ1rs+1cosθ1cosθtrs+tsinθtsinθ1rs+tcosθt)
であるからヤコビアンはrs+1rs+tであり、またlog|xj|ej=logrjej,N(x)=k=1s+trkekから領域T

  • r1,r2,,rs+t>0かつk=1s+trkek1
  • logrjej=ejnlog(k=1s+trkek)+k=1rξklog|σj(εk)|ejと(jによらず)表したとき0ξk<1が成り立つ。

という条件によって定まる領域Tに写される。これは(補題13でも触れたように)θ1,θ2,,θtに対する制限がないので
vT=02πdθ102πdθtTrs+1rs+tdr1drs+t=(2π)tTrs+1rs+tdr1drs+t
となる。

さらにξ1,ξ2,,ξrを変数として
logrjej=ejnlogξ+k=1rξklog|σj(εk)|ej
と変数変換すると
rjξ=rjnξ,rjξk=rjejlog|σj(εk)|ej
なのでそのヤコビアンは
|r1nξr1e1log|σ1(ε1)|e1r1e1log|σ1(εr)|e1rs+tnξrs+tes+tlog|σs+t(ε1)|es+trs+tes+tlog|σs+t(εr)|es+t|=k=1s+trknξk=1s+tek|e1log|σ1(ε1)|e1log|σ1(εr)|e1es+tlog|σs+t(ε1)|es+tlog|σs+t(εr)|es+t|
であり、最後の行列の一番下の行に他の全ての行を足すと(n00)なので結局
k=1s+trkn(k=1s+trkek)2tn|det(eilog|σi(εj)|)0i,jr|=RK2trs+1rs+t
となる。
 またξ=k=1s+trkekに注意すると領域Tの一つ目の条件は0<ξ1に、二つ目の条件は0ξk<1に置き換わるので
vT=(2π)t[0,1]s+tρs+1ρs+tRK2trs+1rs+tdξdξ1dξr=πtRK[0,1]s+tdξdξ1dξr=πtRK
と求まる。

参考文献

投稿日:20201227
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投稿者

子葉
子葉
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主に複素解析、代数学、数論を学んでおります。 私の経験上、その証明が簡単に探しても見つからない、英語の文献を漁らないと載ってない、なんて定理の解説を主にやっていきます。 同じ経験をしている人の助けになれば。最近は自分用のノートになっている節があります。

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  1. はじめに
  2. 用語の解説
  3. 証明のあらすじ
  4. デデキントゼータ関数の分割
  5. $\R^s\times\C^t$上の表現
  6. $\R^{s+t}$の基底と基本領域
  7. 本題
  8. $\dis\lim_{s\to1}(s-1)\z_K(s)$の計算
  9. $\Delta(\fa')$の計算
  10. $v_T$の計算
  11. 参考文献