この記事では, 前回の記事 で紹介した, 以下の式の証明を書いてみようと思います.
証明には, これの母関数
を用います.
ただしここで
まず, 以下の補題を示します.
区間
と表せるとき,
が成り立つ.
ちなみに, 私はこういうのにまだそこまで慣れていないので,
(補題1の証明)
となります. 従って,
となり, 示されました.
の両辺を
と定義されるものとします.
まず左辺は,
となります.
次に右辺は,
となりますが, これはだいたい
ここで, ロピタルの定理より(極限の存在の証明は許してください...)
ですので, 結局
となります.
従って,
となり, Stirlingの公式より
が示されました.
この場合は,
の両辺を微分して,
これは,
即ち
が示されました.
以上より, 補題1の証明が完了しました.
補題1を
に適用します. 即ち,
となります.
を得ました!!!
さらに, 今は
ここまで読んで下さった方, ありがとうございました. もし間違っている点などありましたら教えて頂けると幸いです🙇♂️!