前回( https://mathlog.info/articles/1913 )
31個目( https://twitter.com/integralsbot/status/1361351686716014592 )
黄金比は
途中で,
32個目( https://twitter.com/integralsbot/status/1361361701514412032 )
変数変換
を示せばよい. まず,
ここで,
であることを示す.
最後の変形は帰納法の仮定と,
であることを用いた. よって,
において,
を得る.
33個目( https://twitter.com/integralsbot/status/1361362358891737091 )
これは不定積分ですね,
より, 示された.
34個目( https://twitter.com/integralsbot/status/1361369876883931139 )
前々回の記事( https://mathlog.info/articles/1901 ) の命題1と同様の方法でいけると思いました. が, 少し工夫する必要があり大変でした.
まず,
と置く, 被積分関数は
積分路1
上のような積分路で積分をすると, 主値積分を考えるので,
よって,
ここで,
よって,
より,
よって,
あとは,
35個目( https://twitter.com/integralsbot/status/1361377447631933444 )
かなり複雑ですが, 右辺が美しい感じがします. 方針としては, とりあえず
となって, これは一般に成立していませんでした. なにか条件を書き忘れているかもしれないので, 次いきましょう.
36個目( https://twitter.com/integralsbot/status/1361381831338254337 )
またまた工夫が必要そうなやつが来ましたね. もちろん見た目的に
37個目( https://twitter.com/integralsbot/status/1361395680254849027 )
おもしろい式ですね, 言われるまで気づかなさそうです.
まず,
と置いて,
よって,
この最後の項に,
38個目( https://twitter.com/integralsbot/status/1361400126292385793 )
久しぶりに基本的な式が来た気がします.
よって,
39個目( https://twitter.com/integralsbot/status/1361407667072208896 )
より,
ここで,
を用いて,
を用いて,
ここで,
ここで,
ここで, 自然数の組
と定義すると,
ここで,
ここで,
ここで, Euler数
よって, これより,
まとめると,
よって,
40個目( https://twitter.com/integralsbot/status/1361409566156718080 )
ベッセル関数なので, 項別積分ですかね.
一方,
ここで, Vandermondeの恒等式より,
だから,
よって, 示された.
たまに簡単なものがあると, 気休めになっていいですよね. 今回も楽しかったです. 命題5の正確な条件が気になるところですね.