$$\newcommand{arccosec}[0]{\textrm{arccosec}}
\newcommand{arccot}[0]{\textrm{arccot}}
\newcommand{arccsc}[0]{\textrm{arccsc}}
\newcommand{arcosech}[0]{\textrm{arcosech}}
\newcommand{arcosh}[0]{\textrm{arcosh}}
\newcommand{arcoth}[0]{\textrm{arcoth}}
\newcommand{arcsch}[0]{\textrm{arcsch}}
\newcommand{arcsec}[0]{\textrm{arcsec}}
\newcommand{arsech}[0]{\textrm{arsech}}
\newcommand{arsinh}[0]{\textrm{arsinh}}
\newcommand{artanh}[0]{\textrm{artanh}}
\newcommand{cosec}[0]{\textrm{cosec}}
\newcommand{cosech}[0]{\textrm{cosech}}
\newcommand{csch}[0]{\textrm{csch}}
\newcommand{sech}[0]{\textrm{sech}}
$$
はじめに
MathJaxというライブラリで$\TeX$の出力を実現しているサイトで、数式をテキスト形式の$\TeX$コマンドで表示させる方法を紹介します。
$\TeX$コマンドをそのままコピー・ペーストすることができますし、慣れてない人にとっては$\TeX$の勉強にも使えるかもしれません。
例えば、
自分の過去記事
にある「$\displaystyle\lim_{x\to\infty}f'(x)=0$」を「\displaystyle\lim_{x\to\infty}f'(x)=0」と表示させてみましょう。
コマンド表示させたい数式 PC版
コマンド表示させたい数式 スマホ版
目に見える数式のみ使える方法です。\newcommandのようなマクロの内容は見れませんので悪しからず・・・
PC版
OSはWindows10で、FireFoxブラウザで操作しています。
「実はMacでは使えないんですよ」などの可能性はないと思いますが、万が一その場合はごめんなさい・・・
- コマンド表示させたい数式を右クリックします。
すると、メニューが表示されます。
メニュー表示
- メニューの「Show Math As」から「TeX Commands」を選択してクリックします。
Show Math AsからTeX Commandsを選択
- $\TeX$コマンドが表示されました。
以前は別ウィンドウで表示されていましたが、現在は同じウィンドウにオーバーレイ表示されます。
また、その表示の下部に「Copy to Clipboard」のボタンがあるので、それをクリックすれば簡単に$\TeX$コマンドをコピーできます。
$\TeX$コマンド
スマホ版
iPhoneのsafariアプリで操作しています。
「実はandroidでは使えないんですよ」などの可能性はないと思いますが、万が一その場合はごめんなさい・・・
一般的なスマホはPCと違って右クリックはありませんが、うまくタップすることによってメニューを表示させることができます。
- コマンド表示させたい数式を短くタップして、直後に同じ数式を長押しします。
すると、メニューが表示されます。
メニュー表示
- 最初のタップを長くすると、「テキストの選択」と判断されてうまくいきません。
- 短いタップと長押しの間に時間があると、メニューは表示されません。
- 短いタップ直後のタップを長押しではなく短くすると、メニューは表示されません。メニューが表示されるまで長押ししてください。
- 長押しは同じ数式でおこなってください。違う数式でもメニューは表示されますが、最終的に表示される$\TeX$コマンドは短くタップした数式ではなく長押しした数式です。また、もちろんのことですが、$\TeX$の数式ではない場所で長押ししてもメニューは表示されません。
- 長押し時に画面がスクロールしないように注意してください。
- メニューの「Show Math As」「TeX Commands」を順にタップします。
Show Math AsからTeX Commandsを選択
- 別ウィンドウで$\TeX$コマンドが表示されました。
別ウィンドウのTeXコマンド
以上、備忘録みたいな感じになってしまいましたが、読んでいただきありがとうございました。