本記事は
Mathlog Advent Calendar 2021 12/13
の記事です.12/13の記事は道用基底さんalmost everywhereとルベーグ積分
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でした.
ソフトマックス関数に興味を持ち、美しいと思った数値微分(差分)を書きます。
ソフトマックス関数
増分
この作用素は四則演算を保ちます。
両方とも
参照記事
数値微分における3つの差分とその誤差について
以下では"よい"ソフトマックス関数専用の数値微分を提案します。
今回はソフトマックス関数の性質を用いて、刻み幅
また前進差分か中心差分を刻み幅
次の論文のように、差分と微分の誤差を平均作用素で埋めるではなく。
差分(数値微分)を変えることを考えました。
微分方程式の “理想的” 差分化
前進差分との乗法的違いに
と
があります。2つ目を変形すると、次が成り立ちます。
中心差分との乗法的違いに
と
があります。2つ目を変形すると、次が成り立ちます。
を差分でかくと、
前進差分や中心差分との違いが
明日の Mathlog Advent Calendar 2021 12/13 は quawaiの記事です、お楽しみに!