これを証明します。もっと簡単な方法があるかも。
m,n>0を満たす整数m,nについて、等式1n!∑0<i1,⋯,in∏k=1n(1ik−1m+∑l=1kil)=∑1≤j1≤⋯≤jn≤m1j1⋯jnが成り立つ。
まず、この積分を計算します。I(m,n)=∫01xmlnnxdxx=e−tと置換すればLaplace変換が使えますね。I(m,n)=∫01xmlnnxdx=∫0∞e−(m+1)t(−t)ndt=(−1)nL[tn](m+1)=(−1)nn!(m+1)n+1次に、この積分を計算します。J(m,n)=∫01xmlnn(1−x)dx閉じた形で書ければ御の字ですが、このままではどうなるか分からないのでとりあえずln(1−x)をMaclaurin展開してごり押します。∫01xmlnn(1−x)dx=(−1)n∫01xm(∑0<kxkk)ndx=(−1)n∫01∑0<i1,⋯,inxi1+⋯+in+mi1⋯indx=(−1)n∑0<i1,⋯,in1i1⋯in(i1+⋯+in+m+1)=(−1)n∑0<i1,⋯,in1m+1(1i1−1i1+m+1)⋯(1in−1i1+⋯+in+m+1)=(−1)nm+1∑0<i1,⋯,in∏k=1n(1ik−11+m+∑l=1kil)ここで、∫01xmlnn(1−x)dxにKing Propertyを使ったあと(1−x)mに二項定理を用いるとJ(m,n)=∫01xmlnn(1−x)dx=∫01(1−x)mlnnxdx=∫01∑i=0m(−x)i(mi)lnnxdx=(−1)nn!∑i=0m(−1)i(i+1)n+1(mi)となります。J(m,n)の二つの表示を見比べると1n!(m+1)∑0<i1,⋯,in∏k=1n(1ik−11+m+∑l=1kil)=∑i=0m(−1)i(i+1)n+1(mi)が分かります。ここで、∑i=0m(−1)i(i+1)n+1(mi)についてi+1を新たにjとすると∑i=0m(−1)i(i+1)n+1(mi)=∑i=0m(−1)i(i+1)n+1m!i!(m−i)!=1m+1∑j=1m+1(−1)j−1jn+1(m+1)!(j−1)!(m+1−j)!=1m+1∑j=1m+1(−1)j−1jn(m+1j)=Hm+1⋆(n)m+1を得ます。Hm+1⋆(n)については この記事 を参照してください。Hoffman's IdentityよりHm+1⋆(n)=ζm+1⋆({1}n)なので1n!(m+1)∑0<i1,⋯,in∏k=1n(1ik−11+m+∑l=1kil)=1m+1∑1≤j1≤⋯≤jn≤m+11j1⋯jnとなります。最後にm+1↦mとして命題の式を得ます。
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