https://mathlog.info/articles/3561 の解説です。
二項係数ではよくある話ですが、この和は
で、これがどっから出てきたんだよっつー話ですが、ちょっと左辺を変形してみます。
二項係数なので当たり前ですけど、
1つ目と2つ目の式は有名ですが、3つ目の式はちょっとアレかもですね。
(
コーシー積というやつですね。ほんで、この式の左辺の
となるのわかりますかね。実際計算してみると分かります。したがって係数比較すれば、
がわかるので、
であるとわかります。同じように畳み込みのいろんな等式が導けますね。
で、ウォリスの公式
を用いれば、
となることがわかります。
良い問題というのは、素朴な問いに深い考察を必要としたり、意外な発見をもたらすようなものだと思うのですが、その点これは良い問題ではないですね。良い問題出そうとしたわけじゃないからいいもん。ところでこれ組み合わせ論的に説明できたりするのでしょうかね?