この記事では僕が少し授業でやった反転について書きたいと思います。
といっても僕も少しやった程度なのであまり詳しくは書けません。基礎の基礎を書きます。
ここでは、
反転は、ある円を基準として点を別の点に移すことを言います。
言葉を定義します。
・反転円:反転を行う基準となる円。
・点
反転の定義
「中心
ということである。
この記事では簡単のため特に注意のない限り反転円の中心を
この定義からある点を
(無限遠点は平行な二直線の交点となるはるか遠くにある点らしいです。僕もよくわかってません…)
僕は直線の反転と円の反転をやったので、その二つについて書いていきます。
反転させる図形が
まずは直線を反転させるとどうなるか考えましょう!
少しイメージすれば原点を通る直線を反転させてもその直線のままだとわかります。
以下は原点を通らない直線の反転について考えます。
直線を反転させるというのは直線上のそれぞれの点を反転させるということです。
直線の反転
この図を見ると直線を反転させると円ができそうだと考えられますね。
そのことを証明します!
直線の反転
この図で、
また、
そして、
反転の定義より、
よって、
また、
二つの相似な三角形において対応する角は等しいので
また、円周上の一点と
・
・
下に解説が乗っていますので、少し考えてみてからスクロールしてください!
↓
円の反転
このように
証明は
円の反転
右の円を反転させると左のような点のつまりになり、これもまた円になると考えられ、それは正しいです。証明をしてみましょう。
証明
二点
また、Cは
反転の定義より、
よって、二辺比狭角相等より、
なので
よって、
ここまではさらっと書くつもりがまあまあ長くなってしまいました…
簡単にまとめると
僕はここまでで「だから何?」と思いました。
なのでここで一問反転の威力がわかる問題を出してこの記事は終わりにしようと思います!!
としたかったのですが記事が長くなってしまったので二つに分けることにして今回はここで終わります。
反転を使うときれいに解ける問題について書いた記事(今回の記事の問題編)は
こちら
です。
最後まで読んでくださり本当にありがとうございます!