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定数変化法で微分方程式を解くメモ

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概要

勉強用のメモです。
以下の方程式を解きます。

dydx2xy=ex2

解法

定数変化法を使う。

方程式の斉次形を考える。(変数xのみの項を0とする。)
dydx2xy=01ydydx=2xlogy=x2+C1y=Cex2

ここでCxの関数と捉えて、元の方程式をC(x)について解く。
dydx2xy=ex2ddx(C(x)ex2)2xC(x)ex2=ex2ex2ddxC(x)+C(x)ddxex22xC(x)ex2=ex2ex2ddxC(x)+2xC(x)ex22xC(x)ex2=ex2ddxC(x)=1C(x)=x+D

以上から
y=(x+D)ex2
がわかる。ただしD:積分定数

注釈

・定数変化法は一般に線形微分方程式に適用できる。
・今回のようなyyf(x)=g(x)で表される微分方程式には定数変化法が良い。

投稿日:2024411
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投稿者

🤔 数学の専門ではないです。 思いついたことを書きます。

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