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定数変化法で微分方程式を解くメモ

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$$\newcommand{genprodsum}[4]{{}^{#3}\!\!\underset{#1}{\overset{#2}{\Large \triangle{}}}#4} \newcommand{gprod}[3]{\underset{#1}{\overset{#2}{\prod{}}}#3} \newcommand{gsum}[3]{\underset{#1}{\overset{#2}{\sum{}}}#3} \newcommand{prodsum}[3]{\underset{#1}{\overset{#2}{\huge \triangledown{}}}#3} \newcommand{sumprod}[3]{\underset{#1}{\overset{#2}{\huge \triangle{}}}#3} $$

概要

勉強用のメモです。
以下の方程式を解きます。

$$ \frac{dy}{dx} - 2xy = e^{x^2} $$

解法

定数変化法を使う。

方程式の斉次形を考える。(変数$x$のみの項を$0$とする。)
\begin{eqnarray} \frac{dy}{dx} - 2xy &=& 0 \\ \frac{1}{y}\frac{dy}{dx} &=& 2x \\ \log y &=& x^2 + C_1 \\ y &=& Ce^{x^2} \end{eqnarray}

ここで$C$$x$の関数と捉えて、元の方程式を$C(x)$について解く。
\begin{eqnarray} \frac{dy}{dx} - 2xy &=& e^{x^2} \\ \frac{d}{dx}(C(x) e^{x^2}) - 2xC(x) e^{x^2} &=& e^{x^2} \\ e^{x^2}\frac{d}{dx}C(x) + C(x)\frac{d}{dx}e^{x^2}- 2xC(x) e^{x^2} &=& e^{x^2} \\ e^{x^2}\frac{d}{dx}C(x) + 2xC(x)e^{x^2}- 2xC(x) e^{x^2} &=& e^{x^2} \\ \frac{d}{dx}C(x) &=& 1 \\ C(x) &=& x + D \end{eqnarray}

以上から
$$ y = (x+D)e^{x^2} $$
がわかる。ただし$D$:積分定数

注釈

・定数変化法は一般に線形微分方程式に適用できる。
・今回のような$y'-yf(x) = g(x)$で表される微分方程式には定数変化法が良い。

投稿日:411
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投稿者

🤔 数学の専門ではないです。 思いついたことを書きます。

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