2次元ラプラシアンの極座標表示を,普通の方法の範囲で,少し工夫して計算してみます.
追記)この手法は2次元のものですが,より高次元のラプラシアンも計算したくなったので,
別記事
に書きなぐっておきます.
※以降の微分演算子は,適当な関数(2回微分可能くらい)への作用を考えるものとし,関数の方は省略しています.
(直交座標の)ラプラシアン
に注意すると,chain ruleより
がわかります.何となく2乗してみましょう.(1)の2乗は
で、(2)の2乗は
です.何だか消えそうな項が多いので辺々足すと,
となります.あとは両辺
が得られ,2次元のラプラシアンを極座標で書くことができました!
(1),(2)の形が結構キレイなので,計算がスムーズにいっている印象を受けます.あと,逆変換の計算などの前処理が必要ないのも推しポイントです.
偏微分を習いたての人などには,飛び道具を使わず,かつ計算ミスが起こりにくい方法として,お勧めできると思います!