任意の
を満たすものがただ一組存在する.
が成り立つので,
を満たすとき,
任意の整数
が成り立つ.
が成り立つ.
以上より,
任意の
を満たすものが存在する.
が成り立つ.
また,
より,
を得る.
とくに
が成り立つ.
実数列
なるものに対して,実数列
で定める.このとき,
より,
が成り立つ.
任意の
が成り立つ.
明らかに
であり,漸化式
より,
が成り立つ.また,
および
が成り立つ.
分数
となる.
上述の記号のもとで,任意の
が成り立つ.
“長さ”
より,
が成り立つ.
1次分数変換
を用いると,
と書ける.
有理数
であるから,
となる(cf. quoti-posi).これを
写像
は全単射である.
任意の
が成り立つ.実際,
euclidの証明において
が成り立つので,写像
であり,lin-frac-transfより
となるので,この最右辺を計算することによって,有理数
より,
と計算できる.
で定める.以下,
整数列
で定めると,
任意の
が成り立つので,
を得る.よって
が成り立つ.
整数列
したがって
が成り立つ.ところで,
であるから,
を得る.また,
となるので,逆数を取って
を得る.
を満たすものが存在する.
無理数
が成り立つ.
irr-euclid,lin-frac-transfより,任意の
が成り立つ.よって
と合わせて,
を得る(cf. Bn-posi).
無理数
を
写像
は全単射である.
irr-euclid,approx-fracより
が成り立つ.そこで,
とおく.また,無理数
が成り立つことを示す.
整数列
が成り立つ.実際,
上例より
となるので,たとえば
が成り立つ.後者は
と一般化できる.
実数
を
無理数
が成り立つ.
approx-fracの証明より
および
が成り立つ.後者より,
より
となるので,
と合わせて
を得る.
有理数の場合も同様の不等式が成り立つ.
円周率
となる.よって,
を得る.
公転周期
が成り立つので,
と評価できる(ただし,同じシステムを
の場合を考えると,
より
となる.ところで
であるから,