前の記事(
非整数階積分と随伴作用素
)において, 作用素を導入したが, 今回はその特別な場合としてについて考える. 具体的に表すと, として,
Jacobi多項式をとして,
によって定義し, -Legendre多項式をによって定義する.
は作用素の固有値であるような直交関数系である. つまり,
が成り立つ.
新たに, と書くことにして, がに関する固有関数だったことと合わせて
と書くことができる. このように定義したは次の直交性があることからもいい感じの定義になっていると考えることができる.
今回の記事で, の固有関数となる直交関数系が分かったが, 一般にの固有関数となる直交関数系がどのようになっているかということと, その類似に関しては今後の研究課題である.