が成り立つ.
今回は以下のような等式をいくつか示す.
2つの等式を, 和と差を考えて,
を示せば良い.
Jacobiの三重積
より,
である. よって,
となって1つ目の等式が従う. 同様に, 2つ目の等式も
より,
と示される.
定理1と同様に,
を示せば良い. 1つ目の等式は
より,
である. また, 2つ目の等式は
より,
となって示される.
を示せば良い. 1つ目の等式は,
Jacobiの三重積
より,
ここで, 定理1において,
であるから1つ目の等式を得る. 次に, 2つ目の等式は,
Jacobiの三重積
より,
ここで, 定理1において
であるから示される.