Bailey対 は以下のように定義される.
数列の組
を満たしていることをいう.
以下のBailey対はRogersによって扱われたもので, SlaterによってBailey対として整理されたものである.
とすると,
とすると,
とすると,
とすると,
とすると,
とすると,
とすると,
とすると,
Baileyの
において,
を得る. ここで,
を得る. ここで,
である.
つまり,
を得る. よって定理1が示された. 次に,
において,
つまり,
を得る. よって定理3が示された. 次に,
において,
を得る.
つまり,
を得る. よって定理7が示された. 次に,
において,
つまり,
を得る. よって定理5が示された. 次に,
において,
を得る.
ここで,
つまり,
が得られる. よって定理2が示された. 次に,
を
つまり,
を得る. よって定理4が示された. 次に,
において,
を得る.
つまり,
となるから定理6を得る. また,
を
つまり,
となる. よって定理8を得る.
このように, Baileyの