前の記事からの続き
前記事ではまず以下を示した。
を満たす数列U_nについて、この数列をk個毎に取った数列は
を満たす。
続いて、定理1からさらに推し進めた次の結果を示す。
こちらも主に補題2を利用していくが、計算に際していくらかのリュカ数間の関係式を用いるため、それらを補題として示す。
準備が済んだので本題の証明にはいる。
の辺々をすべて足し上げると
これはフィボナッチ数で書き下すと次の通りとなる
自然数m,nについて、
これはnの倍数はn個毎にn^2で割り切れるという整数の性質の一般化。
なお、定理1も定理3も逆が成り立つとは限らない。
P,Qが互いに素でない場合はU_mとU_(m-1)が互いに素でなくなるので
定理3の証明でいえばQU_(m-1)が法U_mで冪零で|U_m|番より早く潰れることはある。
フィボナッチ数の場合はP=1,Q=-1で互いに素なのでm≠2なら成り立ちそう?