1

命題論理 ①

46
0
$$$$

Def.

定義

命題とは、宣言文(平叙文)であって、その意味内容に対して
$$ \text{真} \quad \text{または} \quad \text{偽} $$
のどちらか一方が 定まる ものをいう。

具体的な命題をその都度書き下す代わりに、命題を表す記号として $P$$Q$ を用いることがある。
また、「真」「偽」をそれぞれ $T$(True)、$F$(False)と表すこともある。

例えば「$11$ は素数である」は真な命題であり、「$12$ は素数である」は偽な命題である。
$ $
一方、「$n$ は素数である」は $n$ の値が指定されていないため、このままでは真偽が定まらず命題ではない。
ただし、$n$ に具体的な値を代入すれば命題になる。例えば、$n = 11$ とすると「$11$ は素数である」は真な命題である。
$ $
また、「この映画は面白い」のように「面白い」が主観に依存して真偽が一意に定まりにくい文も、
通常は命題とはみなさない。

定義

真偽値とは
$$ \{T,F\} $$
$2$つの値のことであり、$T$ は「真」,$F$ は「偽」を表す。

定義【論理和・選言(Disjunction)】

命題 $P$ と命題 $Q$ に対し、「$P$ または $Q$」を $P \lor Q$ と書く。
このとき $P \lor Q$ の真偽は次の真理表で定義する。
$$ \begin{array}{|c|c|c|} \hline P & Q & P \lor Q \\ \hline T & T & T \\ T & F & T \\ F & T & T \\ F & F & F \\ \hline \end{array} $$

真理表とは、後述する論理式(または論理関数)について、入力となる命題変数の真偽値の組をすべて列挙し、
それぞれの場合にその論理式が真 $(T)$ になるか偽 $(F)$ になるかを表にまとめたものである。
たとえば命題変数が $n$ 個あるとき、入力の組は全部で $2^n$ 通りあるので、真理表は通常 $2^n$ 行(各行が$1$つの割当)からなる。

定義【論理積・連言(Conjunction)】

命題 $P$ と命題 $Q$ に対し、「$P$ かつ $Q$」を $P \land Q$ と書く。
このとき $P \land Q$ の真偽は次の真理表で定義する。
$$ \begin{array}{|c|c|c|} \hline P & Q & P \land Q \\ \hline T & T & T \\ T & F & F \\ F & T & F \\ F & F & F \\ \hline \end{array} $$

定義【含意(Implication)】

命題 $P$ と命題 $Q$ に対し、「$P$ ならば $Q$」を $P \Rightarrow Q$ と書く。
このとき $P \Rightarrow Q$ の真偽は次の真理表で定義する。
$$ \begin{array}{|c|c|c|} \hline P & Q & P \Rightarrow Q \\ \hline T & T & T \\ T & F & F \\ F & T & T \\ F & F & T \\ \hline \end{array} $$

特に $P$$F$ のときは、$Q$ の真偽に関わらず $P \Rightarrow Q$ は必ず $T$ である。
このように、$P$$F$ のとき、$Q$ の真偽に関わらず $P \Rightarrow Q$ が常に $T$ になることを『空虚に真』であると言う。

命題(またはこの後で扱う論理式)$P,Q$ に対し、条件命題 $P\Rightarrow Q$ を考える。
このとき、$P\Rightarrow Q$ に関連する次の$3$つの条件命題を定める。
$$ \begin{align} \text{逆(converse)}\quad & Q\Rightarrow P,\\ \text{裏(inverse)}\quad & \neg P\Rightarrow \neg Q,\\ \text{対偶(contrapositive)}\quad & \neg Q\Rightarrow \neg P \end{align} $$

命題 $P\Rightarrow Q$ の証明について【重要】

当然だが、命題 $P\Rightarrow Q$ は次のことを主張しない。

  1. $P$ が真であること。
  2. $Q$ が真であること。
  3. $P$$Q$ のどちらかが必ず真であること。
  4. $P$$Q$ に因果関係があること。

-真理表の定義より、$P\Rightarrow Q$ が偽となるのは
$$ P=T\ \text{かつ}\ Q=F $$
$1$つの場合だけである。従って、$P\Rightarrow Q$ という形の命題を証明(命題が真であることを論理的に導く有限の記述を)するときは次の方針になる。

  1. $P$ が真である場合を仮定して、そのとき必ず $Q$ が真になることを示す。
  2. $P$ が偽である事を示し、含意 $P\Rightarrow Q$$Q$ の真偽に関わらず常に真となる(空虚に真であることから $P\Rightarrow Q$ を結論する。)

-$2$番目については、例えば(今の段階で触れるのは先走りだが) $A=\varnothing$ のとき $\varnothing\subseteq B$ を示す議論では、各 $x$ に対して $x\in\varnothing$ が常に偽である。
従って
$$ x\in\varnothing\Rightarrow x\in B $$
は常に空虚に真となり、含意($\varnothing\subseteq B$)は自動的に成り立つ。
このように、文脈によっては「$P$ が真となる場合」自体が存在せず、含意が恒等的に真になることがある。

定義【否定(Negation)】

命題 $P$ に対し、「$P$ でない($P$ の否定)」を $\neg P$ と書く。
このとき $\neg P$ の真偽は次の真理表で定義する。
$$ \begin{array}{|c|c|} \hline P & \neg P \\ \hline T & F \\ F & T \\ \hline \end{array} $$

すなわち、$\neg P$$P$$T$ のとき $F$ とし、$P$$F$ のとき $T$ とする。

定義【同値(Biconditional)】

命題 $P$ と命題 $Q$ に対し、$ (P \Rightarrow Q) \land (Q \Rightarrow P) $ を表す記号として $P \Leftrightarrow Q$ を定める。
これを同値(同値記号)という。
$ $
このとき $P \Leftrightarrow Q$ の真偽は、$P \Rightarrow Q$$Q \Rightarrow P$ および $\land$ の定義から決まる。
真理表で表すと次の通りである。
$$ \begin{array}{|c|c|c|c|c|} \hline P & Q & P \Rightarrow Q & Q \Rightarrow P & P \Leftrightarrow Q \\ \hline T & T & T & T & T \\ T & F & F & T & F \\ F & T & T & F & F \\ F & F & T & T & T \\ \hline \end{array} $$

定義

命題変数とは、命題論理の形式言語における記号(文字)のことであり、真偽値を表すための変数である。
より厳密には、命題変数全体の集合 $\mathcal{P}$
$$ \mathcal{P}=\{P_1,P_2,P_3,\cdots\} $$
のような互いに異なる記号の集合として定め、その各要素 $P\in\mathcal{P}$ を命題変数という。

命題変数 $P$ 自体は、それ単独では $T$$F$ のどちらであるかは決まらない。
次で与える評価(真偽値割当)
$$ v:\mathcal{P}\to\{T,F\} $$
を与えることによって、はじめて $v(P)\in\{T,F\}$ が定まり、そのとき $P$ は真偽値をもつ。

定義

命題変数 $P_1, P_2, \cdots, P_k$ を固定する。次で定める集合 $\mathcal{F}(P_1,\cdots,P_k)$ の元を命題論理式(論理式)という。
$$ \begin{align} \text{(i)}\ & P_i \in \mathcal{F}(P_1,\cdots,P_k)\quad (i=1,2,\cdots,k).\\ \text{(ii)}\ & A\in \mathcal{F}(P_1,\cdots,P_k)\ \Rightarrow\ \neg A \in \mathcal{F}(P_1,\cdots,P_k).\\ \text{(iii)}\ & A,B\in \mathcal{F}(P_1,\cdots,P_k)\ \Rightarrow\ (A\lor B),(A\land B),(A\Rightarrow B)\in \mathcal{F}(P_1,\cdots,P_k).\\ \text{(iv)}\ & \mathcal{F}(P_1,\cdots,P_k)\text{ は (i)--(iii) を満たす最小の集合である。} \end{align} $$
ここで $A,B$ は任意の論理式を表す(メタ)記号とする。

ここでは任意の論理式を $f(P_1,\cdots,P_k)\in\mathcal{F}(P_1,\cdots,P_k)$ のようにも書く。

定義

命題変数 $P_1, P_2, \cdots, P_k$ を固定する。各 $i$ に対し真偽値を割り当てる関数
$$ v:\{P_1,P_2,\cdots,P_k\}\to\{T,F\} $$
を真偽値割当(評価)という。評価 $v$ は次の規則により(唯一つに)論理式全体へ拡張される。
この拡張も同じ記号 $v$ で表し、例えば論理式 $f$ の真偽値を $v(f)\in\{T,F\}$ と書く。
$$ \begin{align} \text{(0)}\ & v(P_i)\text{ は与えられた割当により定めた値 }v(P_i)\in\{T,F\}\text{ とする。}\\ \text{(1)}\ & v(\neg A)\text{ は }v(A)\text{ と反対の真偽値である。}\\ \text{(2)}\ & v(A\lor B)\text{ は }\lor\text{ の真理表に従う。}\\ \text{(3)}\ & v(A\land B)\text{ は }\land\text{ の真理表に従う。}\\ \text{(4)}\ & v(A\Rightarrow B)\text{ は }\Rightarrow\text{ の真理表に従う。} \end{align} $$
ここで $A,B$ は任意の論理式を表す(メタ)記号とする。

任意の論理式 $A,B$ に対し、
$$ A \Leftrightarrow B \ \text{は}\ (A \Rightarrow B)\land(B \Rightarrow A)\ \text{の略記とする。} $$
よって $v(A \Leftrightarrow B)$ は評価規則 $(1)-(4)$により定まる。

例えば、$k=3$ として命題変数 $P_1,P_2,P_3$ を考える。
評価(真偽値割当)とは
$$ v:\{P_1,P_2,P_3\}\to\{T,F\} $$
のことであり、各 $P_i$$T$ または $F$ を割り当てる。例えば、次のような割当は評価である。
$$ \begin{align} v(P_1)&=T\\ v(P_2)&=F\\ v(P_3)&=T \end{align} $$
このとき、例えば論理式
$$ f(P_1,P_2,P_3)=(P_1\land \neg P_2)\Rightarrow P_3 $$
を考えると、上の評価 $v$ のもとで
$$ v(f)=T $$
となる。実際に計算すると
$$ \begin{align} v(\neg P_2)&=T\\ v(P_1\land \neg P_2)&=T\\ v\bigl((P_1\land \neg P_2)\Rightarrow P_3\bigr)&=T \end{align} $$
である。

真偽値割当(評価)は『付値』とも呼ばれる。

定義【恒真式 (Tautology)】

論理式 $f(P_1,P_2,\cdots,P_k)$ がトートロジー(恒真式)であるとは、全ての評価 $v$ について $v(f)=T$ が成り立つことをいう。

恒真式は、どのように真偽値を割り当てても常に真となる論理式である。例えば
$$ P\lor(\neg P) $$
は恒真式である。

恒真式を表す記号を $\top$ として、論理定数(真偽値が評価 $v$ に依存せず、常に一定に定まる記号のこと)として導入する流儀もある。

定義【恒偽式・矛盾式(Contradiction)】

論理式 $f(P_1,P_2,\cdots,P_k)$ が矛盾式であるとは、全ての評価 $v:\{P_1,P_2,\cdots,P_k\}\to\{T,F\}$ に対して
$$ v(f)=F $$
が成り立つことをいう。

矛盾式は、どのように真偽値を割り当てても常に偽となる論理式である。例えば
$$ P\land(\neg P) $$
は矛盾式である。

恒偽式を表す記号を $\bot$ として、論理定数(真偽値が評価 $v$ に依存せず、常に一定に定まる記号のこと)として導入する流儀もある。

定義【充足可能(Satisfiable)】

論理式 $f(P_1,P_2,\cdots,P_k)$ が充足可能であるとは、ある評価 $v:\{P_1,P_2,\cdots,P_k\}\to\{T,F\}$ が存在して
$$ v(f)=T $$
が成り立つことをいう。

充足可能でない論理式は、矛盾式である。すなわち
$$ \text{$f$ が充足可能でない}\ \Longleftrightarrow\ \text{$f$ は矛盾式である} $$
が成り立つ。
実際、$f$ が充足可能でないとは、全ての評価 $v$ に対して $v(f)=F$ が成り立つことであり、これは矛盾式の定義そのものである。

論理式 $f$ がトートロジーであるとは、全ての評価 $v$ に対して $v(f)=T$ が成り立つことであった。
従ってトートロジーは必ず充足可能である。
$$ \text{$f$ がトートロジー}\ \Rightarrow\ \text{$f$ は充足可能} $$

定義

$P_1,P_2,\cdots,P_k$ を命題変数とし、$f(P_1,P_2,\cdots,P_k)$$g(P_1,P_2,\cdots,P_k)$ をそれらから作られた論理式とする。
評価(真偽値割当)$v:\{P_1,P_2,\cdots,P_k\}\to\{T,F\}$ に対し、$v(f),v(g)$ をそれぞれ $f,g$ の真偽値とする。
$ $
このとき $f$$g$ が同値であるとは、全ての評価 $v$ について
$$ v(f)=v(g) $$
が成り立つことをいう。このとき、
$$ f(P_1,P_2,\cdots,P_k)\equiv g(P_1,P_2,\cdots,P_k) $$
と表す。

特に命題の「対偶」は $P\Rightarrow Q$ と同値である。すなわち
$$ (P\Rightarrow Q)\equiv(\neg Q\Rightarrow \neg P) $$
が成り立つ。一方、「逆」や「裏」は一般には $P\Rightarrow Q$ と同値ではない。
ただし「逆」と「裏」は互いに同値である。すなわち
$$ (Q\Rightarrow P)\equiv(\neg P\Rightarrow \neg Q) $$
が成り立つ。

Prop & Proof

$P \Leftrightarrow Q$」が $T$ であることと、$P$$Q$ の真偽が一致することは同値である。すなわち、
$$ 『\ P \Leftrightarrow Q\ \text{は}\ T\ 』\Longleftrightarrow P\ \text{と}\ Q\ \text{の真偽が一致する。} $$

$P,Q$ の真偽の組 $(P,Q)$$(T,T),(T,F),(F,T),(F,F)$$4$通りである。
真理表より次が成り立つ。
$$ \begin{array}{|c|c|c|} \hline P & Q & P \Leftrightarrow Q \\ \hline T & T & T \\ T & F & F \\ F & T & F \\ F & F & T \\ \hline \end{array} $$

  1. まず「$P$$Q$ の真偽が一致する」$\Rightarrow$$P \Leftrightarrow Q$$T$」を示す。
    $P$$Q$ の真偽が一致するとは $(P,Q)=(T,T)$ または $(P,Q)=(F,F)$ のいずれかである。
    表よりどちらの場合も $P \Leftrightarrow Q = T$ である。
  2. 次に「$P \Leftrightarrow Q$$T$$\Rightarrow$$P$$Q$ の真偽が一致する」を示す。
    表より $P \Leftrightarrow Q = T$ となるのは $(P,Q)=(T,T)$ または $(P,Q)=(F,F)$ の場合に限る。
    よってこのとき $P$$Q$ の真偽は一致する。

-以上より両方向の含意が成り立つので、$$ 『\ P \Leftrightarrow Q\ \text{は}\ T\ 』\Longleftrightarrow P\ \text{と}\ Q\ \text{の真偽が一致する。} $$
が成り立つ。
$$ \Box$$

$P \lor (\neg P)$ はトートロジーである。

$P$ の真偽は $T,F$$2$通りである。$\neg$$\lor$ の定義より、次の真理表を得る。
$$ \begin{array}{|c|c|c|} \hline P & \neg P & P \lor (\neg P) \\ \hline T & F & T \\ F & T & T \\ \hline \end{array} $$
表より、$P$$T$ のときも $F$ のときも $P \lor (\neg P)=T$ である。
従って任意の評価 $v$ に対して $v(P \lor (\neg P))=T$ が成り立つので、$P \lor (\neg P)$ はトートロジーである。
$$ \Box$$

命題 $P$ とその二重否定 $\neg(\neg P)$ は同値である。すなわち
$$ P \equiv \neg(\neg P) $$
が成り立つ。

$P$ の真偽は $T,F$$2$通りである。$\neg$ の定義より次の真理表を得る。
$$ \begin{array}{|c|c|c|} \hline P & \neg P & \neg(\neg P) \\ \hline T & F & T \\ F & T & F \\ \hline \end{array} $$
表より、$P$$T$ のときも $F$ のときも、$P$$\neg(\neg P)$ の真偽は一致する。
従って全ての評価において $P$$\neg(\neg P)$ は同じ真偽値をとるので、$P$$\neg(\neg P)$ は同値である。
$$ \Box$$

命題 $P$ について次が成り立つ。

  1. $P\land(\neg P)$ の真偽は $P$ の真偽によらず常に $F$ である。従って $P\land(\neg P)$ は矛盾式である。
  2. $\neg\bigl(P\land(\neg P)\bigr)$ はトートロジーである。

$P$ の真偽は $T,F$$2$通りである。$\neg,\land$ の定義より次の真理表を得る。
$$ \begin{array}{|c|c|c|c|} \hline P & \neg P & P\land(\neg P) & \neg\bigl(P\land(\neg P)\bigr) \\ \hline T & F & F & T \\ F & T & F & T \\ \hline \end{array} $$
表より、全ての場合に $P\land(\neg P)$$F$ である。よって 1. が成り立つ。
さらに表より、全ての場合に $\neg\bigl(P\land(\neg P)\bigr)$$T$ である。よって 2. が成り立つ。
$$ \Box$$

論理式 $f(P_1,P_2,\cdots,P_k)$$g(P_1,P_2,\cdots,P_k)$ について、次は同値である。

  1. 全ての評価 $v:\{P_1,P_2,\cdots,P_k\}\to\{T,F\}$ に対し $v(f)=v(g)$ が成り立つ。
  2. 論理式 $f(P_1,P_2,\cdots,P_k)\Leftrightarrow g(P_1,P_2,\cdots,P_k)$ はトートロジーである。

任意の評価 $v:\{P_1,P_2,\cdots,P_k\}\to\{T,F\}$$1$つとる。
すると $v$ は論理式にも拡張され、$v(f),v(g)\in\{T,F\}$ が定まる。
$ $
ここで同値記号 $\Leftrightarrow$ の真理表(定義)より、任意の$2$つの真偽値 $X,Y\in\{T,F\}$ について
$X\Leftrightarrow Y$$T$ となるのは $X=Y$ のときに限る(補足を参照)。従って
$$ v(f\Leftrightarrow g)=T \ \Longleftrightarrow\ v(f)=v(g) $$
が成り立つ。
$ $
以上より、$A(v)$$v(f)=v(g)$$B(v)$$v(f\Leftrightarrow g)=T$ とおくと、
上式より任意の評価 $v$ について $A(v)\Leftrightarrow B(v)$ が成り立つ。
$ $
すなわち「全ての評価 $v$ について $v(f)=v(g)$」と「全ての評価 $v$ について $v(f\Leftrightarrow g)=T$」は同値である。
$ $
また「全ての評価 $v$ について $v(f\Leftrightarrow g)=T$」は、$f(P_1,P_2,\cdots,P_k)\Leftrightarrow g(P_1,P_2,\cdots,P_k)$ がトートロジーであることの定義そのものである。
$ $
よって 1. と 2. は同値である。
$$ \Box$$

実際、$(v(f),v(g))$$4$通りを並べれば次の通りである。
$$ \begin{array}{|c|c|c|} \hline v(f) & v(g) & v(f\Leftrightarrow g) \\ \hline T & T & T \\ T & F & F \\ F & T & F \\ F & F & T \\ \hline \end{array} $$
この表より $v(f\Leftrightarrow g)=T$$v(f)=v(g)$ は同値である。

投稿日:12日前
更新日:21時間前
OptHub AI Competition

この記事を高評価した人

高評価したユーザはいません

この記事に送られたバッジ

バッジはありません。

投稿者

集合論の勉強から再度始める事にしました。自分がいつ読み返しても理解できるノートづくりを心がけているつもりです。証明や命題に誤りがありましたら、ご指摘いただけますと幸いです(2025/12/28)

コメント

他の人のコメント

コメントはありません。
読み込み中...
読み込み中