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複素数の合同式

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法が整数の複素数の方程式 」を読んでからこの記事を読んでください。

基礎知識

今回は法が実数という制約をなくして考えていきたい。
ただし、あくまで合同式なので法は複素整数でなければならない。

まずは複素数同士の除算を思い出そう。

複素数同士の除法

$\frac{c+di}{a+bi}$$=$$\frac{ac+bd}{ a^{2}+ b^{2} }+ \frac{ad-bc}{a^{2}+b^{2}}i $

法が複素数の方程式

$z_1$$z_2$が合同になるための法を$z_3$とする。
ただし、これらは複素整数とする。

$z_1 = a_1+b_1i$
$z_2 = a_2+b_2i$
$z_3 = a_3+b_3i$
とおくと

$z_1-z_2=a_1-a_2+(b_1-b_2)i$
よって、
$a_3+b_3i|a_1-a_2+(b_1-b_2)i$
が成り立つとき
$z_1 \equiv z_2 \pmod{z_3} $
となる。

複素数の除法の公式より
$$ \frac{a_1a_3-a_2a_3+b_1b_3-b_2b_3}{a_3²+b_3²}+\frac{a_3b_1-a_3b_2+a_1b_3-a_2b_3}{a_3²+b_3²}i $$
が複素整数になれば良い。

まとめ

複素数の合同式

$z_1≡z_2(modz_3)$の必要十分条件は
$\begin{eqnarray} \left\{ \begin{array}{l} a_3²+b_3²∣(a_1−a_2)a_3+(b_1−b_2)b_3 \\ a_3²+b_3²∣(b_1−b_2)a_3−(a_1−a_2)b_3 \end{array} \right. \end{eqnarray}$
である。

投稿日:6日前
更新日:6日前
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投稿者

解析学が好きな高校生です。 問題を解くのは数論と組み合わせ論が好きです。 IMOに行くのが夢です。 大学生になったらVtuberをやってみたいです。 画像はたまに変更する可能性があります。 よろしくお願いします <(^〜^)>/

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