のような記法を用いる.
が成り立つ.
前回の記事
で示した等式
において,
を得る.
を掛けて足し合わせると, 右辺は
となる. 左辺は,
1つ目の項は,
ここで,
だから,
である. 次に2つ目の項の符号を除いた部分は,
ここで,
Non-terminating Jacksonの和公式
より, 上の
これより,
この1つ目の項は,
であり, 2つ目の項は,
ここで, 和の部分は
ここで, Jacksonの和公式より,
であるから,
である. よって, これまでの計算を全てまとめると,
だから,
となって定理が示される.