はじめに
やっと初めての定理に行きつきました.がんばりましょう.
定理の主張
近似定理
を互いに同値でないの付値,をの任意の元とする.このとき,任意の自然数に対しての元が存在して,
が成り立つ.
これはなぜ近似定理というのか考えると,まず,だったことを思うと,なんとなくですが,""のような感じ.つまり付値の上ではとが近似できているというような気がします.多分そんな感じなんでしょう.よく分かりませんがきっとそうなのでしょう.
定理の証明に使う補題を載せておきます.証明は以前の記事[2]を見てみてください.
を互いに同値でないの付値とすれば,の元が存在して,
が成り立つ.
定理の証明
補題2より,
となるようながとれます.を十分大きな自然数として
とおけば,例えば
です.
で,です.
一方,.よって,を考えます.でした.よってで,これの項目はで,項目は以上であることが分かります.
以上からを十分大きくすれば,であることが分かりました.
他の数字についても同様です.
おわりに
思ったよりも難しくなかった...ような気がします.ここまで見ていただきありがとうございました.