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レビ・チビタ記号に関する公式

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$$\newcommand{bm}[1]{\boldsymbol{}} $$

レビ・チビタ記号に関する公式

$$ \epsilon_{ijk}\epsilon_{klm} = \delta_{il}\delta_{jm} - \delta_{im}\delta_{jl} $$

上記公式を考えます。
まずは$k$で和をとります。
$$ \begin{align} \epsilon_{ijk}\epsilon_{klm} = \epsilon_{ij1}\epsilon_{1lm} + \epsilon_{ij2}\epsilon_{2lm} + \epsilon_{ij3}\epsilon_{3lm}\,. \end{align} $$
ここで少し考えましょう。$i,j,l,m$はそれぞれ1から3のいずれかの値をとることが出来ます。仮に第1項目を残すように考えると、$i=2,j=3$または$i=3,j=2$を選ばなければなりません。しかしこうすると第2,3項目はゼロになります。このようにどこかの項を残すように考えると、それ以外の項はゼロになります。これは$l,m$についても同様です。
上記から、どれか1つの項に注目すればよいことがわかったので、第1項目について考えます。第1項目がゼロとならないパターンは
$$ \begin{align} i=2,j=3,l=2,m=3\\ i=2,j=3,l=3,m=2\\ i=3,j=2,l=2,m=3\\ i=3,j=2,l=3,m=2 \end{align} $$
の4パターンです。これら4つのパターン
$$ \begin{array}{ll} i=l\,,&j=m\\ i=m\,,&j=l \end{array} $$の2パターンであると言えます。今、
$$ \epsilon_{ij1}\epsilon_{1lm} = \epsilon_{1ij}\epsilon_{1lm} $$
であることから、$i=l,j=m$であれば、$\epsilon_{1ij}\epsilon_{1lm}=1$$i=m,j=l$であれば、$\epsilon_{1ij}\epsilon_{1lm}=-1$です。これをうまく表現したのが公式1右辺です。

投稿日:6日前
更新日:2日前
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数学コミュニティですが、物理の話をメインでしていきたいと思います。 ふーんの気持ちで見てもらえれば。

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