この記事ではHenselの補題の証明について解説していきます。
ここではHenselの補題を以下のような形で扱います(因数分解型のものについても
こちらの記事
で解説しています)。
いま
および
このとき
を満たすような
また数論においては逆極限
であれば
以下の主張を示せば十分である(
定理1の条件下において
および
を満たすような
なる非負整数
は
いま仮定より
とおくと、これは主張を満たす(
実際まず明らかに
であり、またある多項式
と表せることと
が成り立つことに注意すると
がわかる。
そして
とも評価できることに注意すると
が成り立つ。
これは 整数論1(雪江明彦著) の第9章にある証明を私なりに改造・一般化したもので随所論理の至らぬところがあるかもしれないが、その辺りの補完は読者に委ねられたい。