この記事では
前回の記事
に続いてラマヌジャン・佐藤級数に関する公式の数々をまとめていこうと思います。
具体的には
を満たすようなモジュラー形式
という円周率公式の特殊値についてまとめていきます。
なお一般のラマヌジャン・佐藤級数のバリエーションは非常に多いため今回の記事ではChan, Cooperで提示されているものに限って紹介することとし、それ以外のものについては次回に回したいと思います。
以下簡単のため
によって定まる数列をそれぞれ
この記事では以下の形式で公式を紹介していく。
ある
が存在して
が成り立つ。
および
とおくと
が成り立つ。
ついでに
が成り立つことも覚えておきたい。特に
と表せることに注意されたい。
ちなみにその2で触れたように
から上の級数はそれぞれ
において収束することがわかる。
またこれは級数の収束速度、つまり第
程度であることも意味している。
とおくと
が成り立つ。
および
とおくと
が成り立つ。
これらは
ちなみに
と表せることが知られている。
とおくと
が成り立つ。
および
とおくと
が成り立つ。
これらは
とおくと
が成り立つ。
および
とおくと
が成り立つ。
これらは
とおくと
が成り立つ。
および
とおくと
が成り立つ。
これらは
とおくと
が成り立つ。
および
とおくと
が成り立つ。
これらは
以下簡単のため
とおくと
が成り立つ。
および
とおくと
が成り立つ。
これらは
において収束する。
ちなみに
が成り立つ。
流石に面倒なので
とおくと
が成り立つ。
および
とおくと
が成り立つ。
これらは
とおくと
が成り立つ。
および
とおくと
が成り立つ。
これらは
最後に数列から関係式のレベルを逆引きしたいとき用の表(その2からのコピペ)を置いておきます。