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大学数学基礎解説
文献あり

双曲線関数を含む連分数

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前回 示した定理3を用いて次式を示す。
28128+1=Kn=012sinh((2n+1)π)
24124+1=Kn=0cosh2(nπ)sinh((2n+1)π)
前回の定理3より

(qz;q2)(qz;q2)(qz;q2)+(qz;q2)=Kn=01q2n1q2n+1z(1.1.)(qz;q2)2(qz;q2)2(qz;q2)2+(qz;q2)2=12Kn=0(qn+qn)2q2n1q2n+1z(1.2.)

f(τ):=n=0tanh(2n+1)πiτ2

これは、 モジュラーラムダ関数 と以下のような関係となっている。

λ(τ)=f8(1τ)λ(x)=f4(ix)

2η(τ2)η2(2τ)η3(τ)=22iτη(2τ)(i2τη(12τ))2(iτη(1τ))3=η(2τ)η2(12τ)η3(1τ)=r4(q4;q4)(r(q;q))2(r2(q2;q2))3(q=eπiτ,r=q124)=(q4;q4)(q;q)2(q2;q2)3=(q4;q4)(q2;q2)(q;q)(q2;q2)(q;q)(q2;q2)=(q2;q2)(q;q)(q;q)(q2;q2)=(q;q2)(q;q2)=n=01q2n+11+q2n+1=n=01e(2n+1)πiτ1+e(2n+1)πiτ=f(1τ)
λ(τ)=f8(1τ)λ(x)=f4(ix)

定理1,2より、

1λ(x)41+λ(x)4=Kn=012sinh(2n+1)πx(1.1.)1λ(x)1+λ(x)=Kn=0cosh2nπxsinh(2n+1)πx(1.2.)

これに λ(x)の特殊値 を代入すれば最初の式が求まる。
また、
q(q8z1,q8z;q8)(q4z1,q4z;q8)=1q1q+Kn=1q2n+q2nz1zq2n1q2n+1λ(x)=Kn=0cosh2nπx4sinh(2n+1)πx4λ(x)42=12Kn=02coshnπx42sinh(2n+1)πx8λ(x)+11λ(x)=Kn=012cosh(2n+1)πx4tanπ48=Kn=012cosh(2n+1)π32f2(τ+12)=eiarccosf4(2τ)
などが成り立つ。

参考文献

投稿日:2022811
更新日:2023118
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