くどー問題については
https://mathlog.info/articles/2736
ここで用いている記法については
https://mathlog.info/articles/t3pL1jUUWpzWfwJVASxV
を参照してください
関連記事をまとめたものはこちら
[1]
くどー問題のメモ(Y.K.)
[2]
【くどー問題】 理論的にわかること (bisaitama)
[3]
【くどー問題】 Y.K.さんの方法 (bisaitama)
[4]
「くどー問題」再び (bisaitama)
[5]
「くどー問題」の数値計算 (bisaitama)
[6]
そろそろ誰かに解いてほしい自作問題(未解決) (くどー)
今回書く定理
逆は成り立たない
あるmに対して
が整数になる時、
削除した場合、
となり、繰り返しこの定理が使える。
普通に記事を書くのが下手です。
あと定理が多くなってきたので、定理に名前を付けたほうが呼びやすいかなと思い勝手に名前を付けています。
この名前は暫定なので、かっこいい名前お待ちしております。
最初の和を
が整数になれば良かったのでした。
ところで
ですから、
が整数になればいいです(これをtとします)
これを元に計算してみます
みたいな計算をして、この定理を得ます
私の考えとして、これ以上の事を示すのは難しい論理による手立てが必要かも知れません。
何故なら、全ての数がbisaitamaさんの記事[2]の中の【仮定1】の様に
n=9360では、d=2990,7400
n=9800では、d=2420,6930
n=10863では、d=3976,5432
など、2つ削除できるものがあります。
だから、「ほとんどの数について」
仮定1を満たす数の割合は1に近づくとかいう言い回ししか思いつきませんでした。
これは、bisaitamaさんの記事[4]の tanu さんのコメントにある、逆方向からの探索についてです。
最後は[1,n]のカードだけ残るので、
ここにdを追加すると
みたいな変形ができます。
これらの最後の分数はすべて整数になってもらいたく、さらに0でもない正の数なので、自然数になります。
よって1以上です。
一番下の分数を考えると、
(あんまり使えない)
今度は真ん中の分数を考えます。
実はこっちの方がいろんな情報が得られます。
これが整数なので、
さらに、
最初に
ここからいろんなことが分かります。
当てはめたらすぐわかります。
ふぅ。
では、逆に
ものはどんな物でしょうか。
こういう
desmosで調べてみました
https://www.desmos.com/calculator/nfncdiqrg8
g(n)が表す紫色の線がそのnに対してdが追加できる時、
青い範囲に入っているものが
これで一旦10〜50までの限定された数を調べると、
ここで、素数と素数-1が出てきていると眺めながら思ったので、証明します。
(参考)
これらの約数のうち
もし
??つまり、
となる自然数
なので、上の定理2で書いた物でした。よって、
さっきと同じでもし
となる自然数
なので、上の定理2で書いた物でした。
よって、
逆は成り立たない
あの数の中にあるくせに限定数定理にない数はなんなのか。
つまり一の位が4,5の数は限定された数にならない。
みたいなことぐらいしかわかっていません
記事[2]の中の定理2について考えると、うまく拡張することができました。
こう考えます。
あるmに対して
と定義した時
この時、
となります。(覚えておく)
ここで、なんと
ここで、
と計算できて、
となり、整数値になっちゃいます。
さらに、
となりこれも整数になるので、繰り返すことができます。
あるmに対して
が自然数になる時、
削除した場合、
となり、繰り返しこの定理が使える。
今回の記事はとても拙い記事ですが、定理をまとめました。