ここでは, Watsonによる
を示す. これはWhippleによる
の
であるから,
となって示される.
この定理1を繰り返し適用することによって, 少しずつ一般的な公式を得ていくという流れになる.
が成り立つ.
定理1より,
ここで,
Bailey-Daumの和公式
を用いると,
であるから,
ここで,
であり,
であるから補題を得る.
結果がシンプルな割に上の補題の証明にはBailey-Daumの和公式や
が成り立つ.
定理1より,
補題2より,
だから,
となって補題を得る.
非負整数
が成り立つ.
定理1より,
ここで, 補題3より,
より,
となって定理が示される.