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多重ゼータ値 多変数×1変数の調和積、ζ(1,n)

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本題
s:1mζ(s)ζ(t)=k=0mζ(s[k],t,s[k+1])+k=1mζ(s+δkt)ζ(s)ζ(t)=k=0mζ(s[k],t,s[k+1])k=1mζ(s+δkt)

定義

<| 

s:1mdefs:=(s1,s2,,sm)
a<| x[1m]defa<x1<x2<<xm
\mathbin{{#1}\!\llap|\ }で表示できる。
1mns:=k=1mnksk

定理

f:1m
G(f) :=1<| n[1m]f(n)G(f) :=0| n[1m]f(n)
G(f)G(g)=k=0mG(f[k],g,f[k+1])+k=1mG(fgδk)G(f)G(g)=k=0mG(f[k],g,f[k+1])k=1mG(fgδk)

1行目
()=(1<| n[1m]f(n))(0lg(l))
a<n1<n2<<nm
l(>a)を挿入するパターンを被り無く網羅すると以下の様になる。
a<l<n1<n2<<nma<l=n1<n2<<nma<n1<l<n2<<nma<n1<l=n2<<nma<n1<n2<<l=nma<n1<n2<<nm<l
これらの内=を含まない方が()の第1項、含む方が第2項に対応する。

2行目
上記の議論で<に置き換えて考える。
=を含むパターンは不足ではなくむしろ過剰である為、
第2項の符号は負になる。

s:1m
ζ(s)ζ(t)=k=0mζ(s[k],t,s[k+1])+k=1mζ(s+δkt)ζ(s)ζ(t)=k=0mζ(s[k],t,s[k+1])k=1mζ(s+δkt)

補題1にf(n)=(n+1)s,g(n)=(n+1)tを代入する。

Sm(s,t) :=k=0mζ({s}k,t,{s}mk)Sm(s,t) :=k=0mζ({s}k,t,{s}mk)

Sm(s,t)=ζ({s}m)ζ(t)Sm1(s,s+t)Sm(s,t)=ζ({s}m)ζ(t)+Sm1(s,s+t)

ζ({s}m)=Sm1(s,s)m,ζ({s}m)=Sm1(s,s)mを使えばζ({s}m),ζ({s}m)の一般項が 得られます

定理2と和公式の

sZ2
ζ(1,s)=s2ζ(s+1)12k=2s1ζ(k)ζ(s+1k)ζ(1,s)=(s2+1)ζ(s+1)12k=2s1ζ(k)ζ(s+1k)

1行目:
定理2にm=1を代入すると、
ζ(s,t)+ζ(t,s)=ζ(s)ζ(t)ζ(s+t)
和公式より、
ζ(s+1)=k=1s1ζ(k,s+1k)=ζ(1,s)+12k=2s1(ζ(k,s+1k)+ζ(s+1k,k))=ζ(1,s)+12k=2s1(ζ(k)ζ(s+1k)ζ(s+1))定理2=ζ(1,s)(s21)ζ(s+1)+12k=2s1ζ(k)ζ(s+1k)
2行目:
ζ(s,t)=ζ(s,t)+ζ(s+t)
多重ゼータスター値の和公式を1行目と同様に用いても同じ結果になる。

投稿日:2023916
更新日:20241018
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著者の記事における命題は大半が自分で発見したものであり、 何かしらの論文などに基づいたものではありません。

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