以下2つの命題はAndrews-Warnaarの2007年の論文において用いられている.
とするとき,
が成り立つ.
全く同様に以下が示される.
とするとき,
が成り立つ.
対称両側Bailey変換において,
のとき,
が成り立つ.
を示せば良い.
が示されれば, そこで
において,
を得る.
を示せば良い. ここで,
Heineの変換公式
より,
ここで,
Rogers-Fineの恒等式
より,
となるので示すべきことが得られる.
対称両側Bailey変換において,
のとき,
を示せば良い. これは定理2の証明における等式
において
のとき,
非対称両側Bailey変換において,
のとき,
が成り立つ.
を示せば良い. それは定理2の証明における等式
において,
対称両側Bailey変換において,
のとき,
を示せば良い. これは定理2の証明における等式
において
のとき,