Heineの変換公式
より,
となって示される.
ここで, 補題1より
だから,
となって第1項が出てきたので, 第2項を変形していく.
ここで,
Heineの変換公式
より,
だから,
ここで,
Sears-Thomaeの変換公式
において,
であるから, 定理を得る.
が成り立つ.
定理1から,
と
を得る. よって, 2つの式の差を考えて,
ここで,
Ramanujanの
であるからこれを代入して定理を得る.
定理3は,
と対称的な形で書き表すこともできることがLiuの論文に書かれており, そこでは別証明が与えられている.