数学概論

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数学概論の表紙

概要

多くの人にとって、数学とは「計算する教科」である。決められた公式を覚え、与えられた問題に当てはめ、できるだけ速く正しい答えを出す。学校教育の中で、私たちはしばしばそのような形で数学に出会ってきた。 しかし、数学とは、すでに与えられた公式を使って計算するだけの学問ではない。数学は、まず定義や公理によって土台を作り、その土台の上に命題という柱を築き上げていく、個々の命題は証明によって厳密に支えられ、それらが積み重なることで、多種多様で独創的な建造物(分野・理論)が形作られていく。 そして、そのようにして築き上げられてきた様々な分野や理論は、人類に様々な視点を与えてきた。これまで曖昧に感じていたものが、定義によって輪郭を持ち、直感的にしか捉えられなかったものが、命題と証明によって普遍的な真理として明文化されてゆく。 この点において、数学とは、『見えないものを見えるようにする学問』であり、紙とペンだけで新たな概念を作り上げていく(藝術とも異なる)創造的な学問である。本書では、『数学』という営みの基本となる考え方と言葉の使い方を、できるだけ丁寧に整理する。読者が数学を「答えを出すための手順」としてだけでなく、「概念を作り、命題を立て、証明によって築き上げてゆく営み」として理解できるようになることを目指す。

目次

  1. 【🥐☕】Coffee break
  2. 【基礎】STEP1 数理論理学
  3. 【基礎】STEP2 集合論
  4. 【基礎】STEP3 距離空間論
  5. 【基礎】STEP4 位相空間論
  6. 【基礎】STEP5 線形代数学
  7. 【基礎】STEP6 微分積分学
  8. 【基礎】STEP7 抽象代数学
  9. 【基礎】STEP8 測度論
  10. 【基礎】STEP9 多様体論
投稿日:222
更新日:22時間前
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投稿者

Kagura
Kagura
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■ 分野を問わず数学の証明が好きです。あとで自分が読み返したときに、きちんと理解できるノートを作ることを心がけています。不定期に過去のノートを確認し、修正&更新 (追加&削除) しています。定義、命題、証明などに誤りや不正確な点がございましたら、ご指摘いただけますと幸いです(2025年12月28日)。