によって生成される同値関係
錐
と同相である.以下,この同相により
がコンパクト空間
非空閉集合
と同相である.
が成り立つ.また,
によって生成される同値関係に一致することに注意すると以下がわかる:
命題5.3より次を得る:
連続写像
を誘導する.
によって生成される同値関係
懸垂
位相空間
がコンパクト空間
が成り立つ.
非空閉集合
と同相である.
によって生成される同値関係に一致するので,命題5.4より同相
が成り立つ.
連続写像
を誘導する.
によって生成される同値関係
結
非空閉集合
と同相である.
より
によって生成される同値関係に一致するので,命題5.4より同相
が成り立つ.
で生成される同値関係による商空間を
同相
等化位相の普遍性より,各
は連続である.したがって
は連続である.
位相空間
写像
よって
写像
ただし,
とおいた.このとき,
より,
よって
および
が成り立つ.
位相空間
が成り立つ.
のうち少なくとも一つが成り立つことがわかる.したがって,写像
の連続性および
は同相写像である.
命題12の証明より次がわかる:
コンパクトハウスドルフ空間
が成り立つ.
命題10(の系)と命題12より
を得る.
コンパクトハウスドルフ空間
が成り立つ.実際,
を得る.
非負整数
が成り立つ.
あやしくなってきた.
以下,基点つき空間
はコンパクト空間
で定める.
で“左右に膨らませる”写像である.したがって,
命題13,例6,例1より
を得る.
基点つき空間
が成り立つ.
単位閉区間
は全射等化写像である(定理4.11の系).したがって,合成
は全射等化写像である(定理3.7の系).また,同値関係
を一点につぶす同値関係である.同様に
は全射等化写像であり,
が成り立つ.よって,同相写像
が同相
を誘導する.
によって生成される同値関係による商空間,すなわち部分集合
余積空間の結合性(resp. 可換性)より,楔和の結合性(resp. 可換性)がしたがう.
が成り立つものがただ一つ存在する.
余積空間の普遍性より連続写像
いま
より,
が成り立つ.よって,商空間の普遍性より連続写像
この
より,
が成り立つ.
より,
が成り立つ.
とおくと,これは
商写像を
こうして定まる
を一点につぶして得られる空間を
基点つき空間のあいだの連続写像の族
を誘導する.
各
が成り立つので,命題5.3より結論を得る.
が成り立つ.
任意の
が成り立つので,全射連続写像
を誘導する:
いま,仮定より
命題21の仮定が成り立つための十分条件として,たとえば次のものがある:
のいづれかが成り立つならば,同相
が成り立つ.
全射連続写像
を考える.
いづれも定理4.11の系および定理3.7の系による.さらに,
に一致するので,恒等写像が所期の同相を誘導する:
と定める.このとき,任意の
が成り立つ.実際,命題18より
であり,
が成り立つ.
命題22により命題14の別証明が得られる:
基点つき空間
が成り立つ.
を得る.
命題22は次の形に一般化できる:
が成り立つ.
を商写像とする.仮定より
を一点につぶす同値関係に一致するので,
が成り立つ.
命題23の証明よりつぎがわかる:任意の
を誘導する.
が成り立つ.
のいづれかが成り立つならば,同相
が成り立つ.
全射連続写像
を考える.
に一致するので,恒等写像が所期の同相を誘導する:
が成り立つ.
命題24と縮積の可換性より
が成り立つ.
非負整数
が成り立つ.実際,命題18,例7と
が成り立つ.或いは例9と命題23より
を得る.
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商空間の例