コーシーの関数方程式というのは、本来
というもののみを指す言葉で、
などは別の方程式ですが、
ここではまとめてコーシーの関数方程式と呼びます。
また、今回と次回 4C2のコーシーの関数方程式 は完全に独自の考えからできています。
どうもこんにちは、AGAです。
今回はコーシの関数方程式を二つ組み合わせたもののうち、
関数方程式、コーシーの関数方程式について知らない方はこちら
https://mathlog.info/articles/2632
便宜上、式に番号をつけていきます
今回書くのは
(2)と(3)、(2)と(4)、(3)と(4)です。
※(2)と(3)は三つの中で唯一共通している部分がないので最後にしています。
(2)と(4)は右辺が等しいから、左辺も等しく
また、(4)に
(2)に
以下
[1]から
すなわち、
実際に
なお、(2)の式に
(3)と(4)は左辺が等しいから、右辺も等しく
これに
よって、解は
まず、(3)に
(2)に
これを(2),(4)に代入すると等号が成り立つので
今回は(1)を含まない3つですが、
次回は(1)を含む三つについて書いていきます。
今回は定数関数しか解になりませんでしたが、次回は定数関数以外も解に持つものもでてきます。ぜひ何のことか考えてみてください。