この記事に含まれる全ての画像は自作です。
この記事は特定の国家や思想を批判するものではありません。
この記事は、「連載 グラフアートを描こう」の第5回です。
第1回
、
第2回
、
第3回
、
第4回
を読んでいない人はそちらから読んでいただくとより理解が深まります。
突然ですが、掛け算について考えましょう。
掛け算は、「原点が同じで基準の長さ(
原点が同じで基準の長さが異なる2本の数直線
Aの数直線の
ここで、AB両方に目盛りがあるところの値を取り出してみましょう。
A | |||||
---|---|---|---|---|---|
B |
AはBの
原点が同じで基準の長さが異なる2本の数直線
この例では、AはBの
Bの
を表していることになります。(
もちろん、整数だけではありません。こんなふうにBの
という分数の計算もできます。
小数を使った例を見てみましょう。
別の一対の数直線
この図では、Bの
Bの
であることがわかります。実際の値は
なので、確かに掛け算を計算できていることが分かります。
この考え方は、負の数にも適用することができます。
互いに逆向きの数直線
AとBは、
Bの
これは、
が成り立っています。
もちろん、反転してかつ基準の長さが異なるということもあり得ます。
この図では、AはBの
なんでこんなことをやったのかは、次回わかります。
第6回
は、「グラフを回そう 中編 複素数」です。