が成り立つ.とくに
とおく.このとき
さて,
なるものが存在する.よって,任意の
が成り立つ.
なるものが存在する.
を満たすものが取れる.必要なら小さく取り直すことで
としてよい.また,明らかに
が成り立つ.
を満たすものが存在するとき,
は被覆空間作用である.
より,
仮定より,
なるものが存在する.この
より,
は被覆写像である.
で定める.このとき,同相写像
で定めると,
よって
はHausdorff空間の
を満たすものが存在する.そこで
とおくと,
より,
有限巡回群
で定めると,これは自由な作用であるから,商写像
が成り立つので,全単射連続写像
いま
実射影空間への商写像
は被覆写像である.
が成り立つ.
非空部分集合
が開閉集合であることを示せばよい.
なるものが存在する.そこで
とおくと,任意の
より,
なるものが存在する.そこで
とおくと,任意の
より,
を満たしているとする.このとき,連続写像
ただし,
および
が成り立つので,
が成り立つ.よって
を満たすものが存在することがわかる.各
を満たすものが存在するので,
とおくと,
が成り立つ.
各
を満たすものが存在することを示す:
いま
を満たすものが存在することを示せばよい.
および
より,
が成り立つ(補題6).よって
が成り立つ.いま,
が成り立つ:
以下の図式を考えればよい:
である.このとき,連続写像
の拡張
で定めれば,
で定めると,
したがって,任意の
いま
したがって,
が成り立つ.
この
そこで,合成写像
を考えると,
および
より
が成り立つ.
明らか.
被覆写像
を,
より,
が成り立つ.
より,
が成り立つ.
が成り立つとき,
各
で定めると,
が成り立つので,
位相空間
は被覆空間作用である.
以下,連結かつ局所連結な位相空間のみ考える.
が定まる.したがって,
が成り立つ.一般に
であるから,或る(したがってすべての(cf. 補題2))ファイバーが有限集合ならば,
が成り立つ.
はGalois被覆であり,
が成り立つ(cf. 命題3).
より,連続写像
この
以上より
が成り立つので,連続写像
が成り立つことがわかる.さらに
より
で定めることができる.
が成り立つ.
このとき,上の証明と同様にして,群準同型
より,
が成り立つ.
が成り立つ.さらに
が成り立つ.
を満たすものが存在する.
とおく.任意の
が成り立つので,
は同相写像である.よって
が成り立つ.
より,
であり,
であるから,
すなわち
より,
上の状況で,
および
が成り立つので,
が成り立つ.
(補題8より
以上をまとめて次を得る:
で定めると,これは
を逆写像とする全単射である.さらに
が成り立つ.
位相空間
とおく.非空部分集合
で定めると,
以下,連結かつ局所弧状連結な位相空間のみ考える.
基点
以上より,写像
で定めることができる.定義より
が成り立つので,あとは
を満たすものが存在する.このとき,任意の
なるように取ると,写像
は連続であって
が成り立つ.
が成り立つ.
以下,
ふたつの被覆写像
任意の被覆写像
とくに
仮定より,同相写像
が成り立つ:
一方,
このとき,
であるから,
が成り立つ.
を満たすものが存在する.いま,補題8より,
を誘導することを示せば十分である:
そこで,
が成り立つ.よって,連続写像
位相空間
より,
が成り立つ.
非空位相空間
もし
で定めることができるが,これは不合理である.
位相空間
が成り立つ.実際,
単位閉区間
とおく.このとき,
が定まる.
以上より
連結空間の連続像は連結である.
が成り立つ.
明らかに
を連続写像とし,
より,
が成り立つので,
閉円板
は連結であり,
が成り立つので,命題10より
は連結である.
より
は連結であり,
が成り立つので,命題10より
は連結である.
弧状連結空間は連結である.
とおくと,これは連結であり
が成り立つ.よって命題10より
は連結である.