が連続であるとき,
以下,“位相群
は連続なので,
も連続である.
が成り立つ.
が成り立つならば,
は
よって
は
写像
が連続であることを示せばよい.そこで
となる.よって
すなわち
が成り立つ.
以下の構成は [3]1.17 に拠る.(定理1および定理3の証明で必要になる.ここを越えればあとは割と straightforward である.)
対称開近傍列
を満たすものが存在する.
より,
各
とおき,
上で定めた対称開近傍列
任意の
開集合族
が成り立つ.とくに任意の
が成り立つ.
改めて
とおく.
開集合族
が成り立つ.
であるから,補題2と前段より,
が成り立つ.
こうして得られた
が成り立つ.ただし,
(iii)
となるので,初めから
仮定より,
を満たすものが存在する.後者の場合,
となるので,いづれにしろ開集合
なるものが存在する.この
が成り立つ.実際,
となり不合理である.
位相群は正則空間である.
位相群は完全正則空間である.
を満たすものが存在すれば,連続写像
が成り立つので,初めから
単位元の開近傍列
が定まる(cf. [7]補題2).
より,
が成り立つことと合わせて,連続写像
ところで
であるから,
が成り立つ.
位相群
剰余群
が成り立つことを示せばよい.ところで
が成り立つので,結論を得る.
[8]定理36より,連続写像
が成り立つとき,
(ii)
が成り立つことに注意する.
が成り立つので,
が成り立つ.
が定まる(cf. [7]補題2).また,[7]補題1より
が成り立つ.
写像
で定める.
よって
各
とおく.
任意の
が成り立つことを示す.そこで
以上より
が成り立つ.
任意の
を満たすものが存在する.実際,
が定まり,前段より
が成り立つ.
距離位相
第一可算空間の開連続像はまた第一可算であるから,距離化可能位相群の閉正規部分群による剰余群もまた距離化可能である.より詳しく次が成り立つ:
は
まづ,
と書けることに注意する.
よって
任意の
が成り立つことを示す.
任意の
より
が成り立つ.よって
より,
を満たすものが存在する.したがって,
より,
が成り立つ.よって