この記事はリーマン幾何学の入門記事シリーズの前書きです。それぞれの記事は10~15分ぐらいで読み終わるように短めにします。初学者がつまづかないように優しい説明を心掛け、リーマン幾何学の基本的なことはできるだけ多く盛り込もうと思います。
読者は次のことが分かっているとします。
執筆予定の内容は次です。
1.ベクトルとテンソル
1.1 ベクトル空間(1)
1.1 ベクトル空間(2)
1.2 双対ベクトル空間(1)
1.2 双対ベクトル空間(2)
1.3 テンソル(1)
1.3 テンソル(2)
2.微分多様体
3.リーマン多様体
4.変換論
5.曲線論
6.部分多様体論
7.リーマン多様体上の積分
これらについての初歩的な内容を解説します。