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この記事は、「連載 グラフアートを描こう」の第8回です。
第1回
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第2回
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第3回
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第4回
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第5回
、
第6回
、
第7回
を読んでいない人はそちらから読んでいただくとより理解が深まります。
前回までは、グラフに適用できる基本的な操作を扱いました。
今回からは、実際にグラフアートで使える図形を見ていきましょう。
今回扱うのは、「直線」です。
まずここに、いわゆる比例のグラフ
これらの直線は、全て原点を通っていますね。では、原点を通らない直線を引くには、どうすればよいでしょうか。
直線を移動させればよいですね。
では試しに、
原点が
すると、
と、見慣れた形の一次関数の式が出てきます。
また、このグラフは「
一般に、
ただし、この形では表せない直線もあります。それは、
この場合は、
たしかに、
このことは、式変形でも確認することができます。
右に
ここで、
この
数学好きのみなさん、お待たせいたしました。ここからが本編です。
(注意: ここからは執筆者が暴走します)
ある直線と原点との距離を
これを原点中心に任意の角度
すなわち、
実際、
と書けて、確かに
また、
「原点からの距離が
直線の次は曲線です。
第9回
は、「放物線の方程式」です。
可能な限り連載を続けるようにしますが、作者失踪などで連載が中断する可能性もあります。連載が中断したことによる読者への不利益に関して、作者は一切の責任を負いません。