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§1-定理1
から
§1-定理3
から
§1-定理3
から
上と同様の議論から,
(1)~(4)の同値な条件を満たすシュタイナーシステムをアフィン平面と呼ぶ. アフィン平面に関する議論は,
は, ある直線
無論幾何分野のアフィン空間と関係はあるが, ここではアフィン平面はあくまでシュタイナーシステムの特殊な場合であって, 簡単な集合論の言葉で完結する.
上の定理から異なる平行類に属する直線同士は必ず共通部分を持つ. これが2点以上だとすると, 2点を含むブロックが一意に定まったことと矛盾するため, 交点は1点.
(2)
ただし,
辺彩色により平行類を分割している
(1) 三角形の個数は
(2) 四角形の個数は
(3) 一つの四角形に4つの三角形が含まれる
(4) ある三角形は
(1)
(2)
(3)
四角形はどの3点も同一直線上にない4点から構成されているため, 4点から3点を任意に選べば三角形が得られる. よって, ある四角形に三角形は4つ含まれる.
(4)
三角形を取り, 他の1点を選んで4点を構成する方法は
しかし, 他の1点が三角形上の2点と同一直線上にあってはならないという制約が加わるため, ある三角形を含む四角形の個数は